イベントレポート

CEATEC 2026

ネットワークアナライザーにAI搭載、協調人工知能で自転車の運転支援、水中ドローンによる海洋デジタルツイン、「吸うラーメン」など 「CEATEC 2026」展示会場から【フォトレポート③】

最終更新 2026年10月15日 17:45

幕張メッセ(千葉市美浜区)で10月13日~16日、デジタルイノベーションの総合展「CEATEC 2026」が開催されている。この記事では、展示会場の模様を順次、写真でピックアップしていく。

  1. 時刻が湧き出る蛇口、眼が休まるゲームセンター、ゴジラになりきるモーションキャプチャー体験……
  2. ダンジョン飯の料理「マンドレイクの甘露煮」が試食できる。小型ウェアラブル嗅覚ディスプレイによる“匂いが出るVR”、新型IoT炊飯器なども……
  3. ネットワークアナライザーにAI搭載、協調人工知能で自転車の運転支援、水中ドローンによる海洋デジタルツイン、「吸うラーメン」など(この記事)
  4. 遠隔地のモノの「硬さ」を伝えるデバイス、ポテトチップスを掴める遠隔操作ロボットハンド、レンズのない顕微鏡……

CEATEC 2026の展示エリアは、幕張メッセ国際展示場のホール4からホール8までの計5ホール。821社/団体が出展する。CEATEC公式サイトより来場登録することで、無料で入場可能だ。「Japan Mobility Show Bizweek 2026」もホール2・ホール3にて併催となっており、いずれかのイベントへの来場登録で両方のイベントに入場できる。

「ラーメンさしさ」を体験できるデバイス「吸うラーメン」。吸い口から息を吸うと、ラーメンの香りがすると同時に、麺の種類(細麺やちじれ麺)に応じた音が鳴り、実際の麺やスープがなくてもラーメンをすすっている感覚を味わえるというもの。電通のR&D部門「Dentsu Lab Tokyo」のブースで体験できる(ホール7 ブース番号7H317)。
北海道札幌市×石狩市のブース(ホール8 ブース番号8H110)では、両市が共同で主催している「現地視察ツアー」などを紹介している。石狩市内にあるデータセンターや発電所、札幌市内にある北海道大学スマート農業教育センター、スタートアップ支援施設などを2泊3日で視察するスケジュールとなっている。道外のAI・半導体・データセンター関連企業が対象で、参加費は無料(宿泊先は主催者側負担でホテルを用意。札幌までの交通費は参加者負担)
アンリツのブースで展示されていた次世代VNA「Tensor Vector Network Analyzer」。通信・デバイス機器メーカーや研究機関などが使用する多機能ネットワークアナライザーに、AIエンジンを搭載。自然言語での対話により設定・測定などの複雑な操作を行えるという。スタンドアローンで動作するが、実機の展示は間に合わなかったということで、ブースではPCでソフトウェア部分のデモを行っていた(ホール4 ブース番号4H550)
「CIAJオール光ネットワークパビリオン」(ホール8 ブース番号8H101)に出展していた三球電機製作所のブースでは、超高強度光ファイバーケーブル「HS-FRシリーズ」を展示。強度を保ちながら、柔軟性も備えているという
「海洋デジタル社会パビリオン」(ホール5 ブース番号5H210)には“海洋DX”に取り組む企業・団体らが出展。その中の1社である富士通では、水中ドローンなどを活用して水中空間をデータ化する「海洋デジタルツイン」を紹介している。
同パビリオン内に設置された水槽の中をカメラで撮影したデータから、ほぼリアルタイムに3Dデータを生成するデモが見られる
「次世代に、どのような海を手渡すのか」をテーマに行われた「Blue-Shrimp Summit.2026」の学生コンテストの作品も展示している。「海洋デジタル社会パビリオン」の狙いについては、事前インタビュー記事『持続可能な回転寿司のある未来へ。「水中空間のデータ化」で海洋産業をDX、「海洋STEAM教材」で若き担い手の育成』をぜひ参照してほしい
「海洋デジタル社会パビリオン」には、今年新たに設けられた「宇宙共創パビリオン」も併設。三菱電機、富士通、Manufacturoなどが出展している
Hondaの研究開発子会社である株式会社本田技術研究所のブース(ホール8 ブース番号8H225)で展示していた「CI運転支援スマホアプリ」
自転車やバイクに後付けできるカメラから入力される周囲の映像をもとに、CI(Cooperative Intelligence:協調人工知能)がリスクを予測し、スマートフォンでアラートを出す仕組み

このほか、INTERNET Watchでは、展示会場の模様を中心にCEATEC 2026の現地レポートを逐次掲載していく予定だ。

注目の出展者や主催者への事前インタビューも掲載中。また、来場登録の手順・注意点から、来場者の“必需品”の紹介、知っておくと便利・お得な情報まで網羅した恒例記事「CEATECの歩き方」も掲載しているので、ぜひ参考にしてほしい。

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