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本誌記事で振り返る、ライブドア事業拡大の歴史
[前編]


 ライブドアが手がけてきた事業やサービスなどを本誌記事で振り返る。前編ではまず、2004年2月にライブドアへと社名を変更する以前、主にオン・ザ・エッヂ時代を取り上げる。なお、記事中の会社名やサービス名、URLなどは原則として掲載当時のままとなっている。現在とは異なる場合や、すでに終了したサービスなども含まれることをお断わりしておく。

 ライブドアに社名変更後をまとめた「後編」はこちら


●1999年まで:上場前のオン・ザ・エッヂ時代、ネット広告事業など展開

 現在のライブドアは、1996年4月に「有限会社オン・ザ・エッヂ」として設立、翌1997年に株式会社になった。当初はWebサイト構築サービスを主に手がけていたこともあり、本誌で記事として取り上げることはほとんどなかった。その後、1998年に入って「サイバークリック」「クリックインカム(現在の『melma!』)」というインターネット広告事業を開始しており、1999年ごろから本誌でも記事として紹介するようになる。このころ同社はサイバーエージェントと共同でインターネット広告事業を展開しており、同年11月に開始した無料ホームページ「HOOPS!」も両社の合弁会社によるサービスだった。


●2000年:東証マザーズ上場、投資事業やEC事業にも着手

「モバイルベンチャークラブ」設立発表会での堀江貴文氏(2000年3月7日の記事より)
 オン・ザ・エッヂは2000年4月6日、会社設立から4年で東証マザーズへの上場を果たした。このころ同社は「株式会社キャピタリスタ」を設立して投資事業に乗り出すとともに、EC事業部門を分社化し「株式会社エッヂコマース」を設立している。一方、“本業”のサイト構築サービス関連では、データセンターサービス「データホテル」を開始したのがこの時期だ。


●2002年:無料ISPの旧ライブドアの営業譲り受け

ライブドアの営業譲渡に関して本誌インタビューに答える堀江貴文氏(2002年11月11日の記事より)
 2001年は本誌記事を見る限り大きな動きはなかったが、2002年に入ってメールソフト「Eudora」日本語版の開発・総販売元になるというニュースが飛び込んだ。さらに5月には「アスキーストア」などのECサイトを運営していたアスキーイーシーの営業譲渡を受け、9月にはプロジーグループを子会社化。そして10月、経営破綻した無料ISPの旧ライブドアの営業譲渡を受けたことで「livedoor」ブランドを獲得する。


●2003年:livedoorブランドのサービス拡大

イーバンクの筆頭株主になったことを発表した記者会見で堀江貴文氏と宮内亮治氏(2003年10月23日の記事より)
 ライブドアの営業譲り受け後、無料ISPだけにとどまらず、オン・ザ・エッヂは2003年に入って「livedoor」のブランドを冠したサービスを次々に投入した。さらに10月、イーバンク銀行の筆頭株主になったことも発表している(後に“脅迫電話騒動”を経て資本関係は解消される)。なお、オン・ザ・エッヂは同年4月に社名を「エッジ株式会社」へ変更した後、さらに12月、翌2004年2月から「株式会社ライブドア」へ社名変更することが発表された。ブログサービスを開始したのも2003年であり、現在のlivedoorポータルの基盤が形成され始めた時期だったと言える。


●Lindows国内販売、「livedoor SIP フォン」でインターネット電話サービスも

秋葉原で行なわれたLindowsの発売イベントの様子(2003年8月29日の記事より)
 2003年はlivedoorのポータル以外にも、新規サービス・製品で話題を振りまいた年だ。3月に「エッジテレコム株式会社」を設立し、固定電話やIPセントレックスへの参入を表明。さらに12月からはインターネット電話サービス「livedoor SIP フォン」も提供している。ソフトウェア事業では、Linuxベースの低価格OS「Lindows」の日本語版を発売した。また、プロジーグループが扱うユーティリティソフトやDVD作成ソフトなども数多く発売するようになった。

(2006/1/24)

[編集部]


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