イベントレポート

CEATEC 2019

CEATECで自動運転の実証試験、明日から来場者も乗車可能、出発セレモニーを開催

公道を使った1,500mコース

操作パネルを使って見せる千葉市副市長の鈴木 達也氏

 CEATEC 2019では、自動運転車による公道走行の実証実験を行う。これは同イベントの20周年特別企画として開催されるもので、14日(月)には報道関係者向けに出発セレモニーが開催された。

 この実証実験は、会場脇の乗車場所から自律走行型のバスに乗車、1500mの公道コースを15分で一周し、同じ場所で降車するもの。乗降場所は幕張メッセホール9~11の前の、1階南広場ロータリーで、乗車のためにはスマートモビリティイノベーションブース(ホール2)で配布される乗車整理券を受け取る必要がある。事前予約はなく、乗車の際に同意書を提出する必要もある。

 14日開催されたセレモニーでは、CEATECのエグゼクティブプロデューサー 鹿野 清氏と、千葉市副市長の鈴木 達也氏、車両を提供したSBドライブ株式会社の代表取締役社長 兼 CEO、佐治 友基氏が挨拶に立ち、公道での実証実験の意義などを語っている。

 今回利用される走行車輌は仏Navya社製のNAVYA ARMA。自動運転を使用しながら、運転者と保安要員が乗車し、緊急時は手動運転に切り替える。企画協力は、SBドライブ株式会社、千葉市、幕張メッセ。ラッピングスポンサーはTDK。

前面と側面に「自動運転公道実証実験実施中」と表示されている
出発セレモニーの様子
CEATECのエグゼクティブプロデューサー 鹿野 清氏。
SBドライブ株式会社の代表取締役社長 兼 CEO、佐治 友基氏

「CEATEC 2019」イベントレポート記事一覧