イベントレポート

CEATEC 2019

大阪ガスが「レシピ内蔵IoTガスコンロ」を展示、将来は食材配達サービスとの連携も?

大阪ガスの展示ブース
IoTガスコンロの新モデル「クラスS」

 10月15日~18日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されている「CEATEC 2019」では「大阪ガス」もブースを出展、Bluetoothでスマホと接続できる「IoTガスコンロ」の新モデルをなどを展示している。

 このIoTガスコンロは、10月から発売された新モデル。スマートフォンアプリと連携して、火加減データをガスレンジが自動調整できる、というもの。アプリでは、このガスコンロに対応した300種類のメニューや、電子レンジなどで調理する2000種類のメニューが用意されており、(ガスコンロにこだわらず)日常のレシピ探しに使えるという。こうしたレシピは今後、随時追加されていくという。

 また、興味深いのは、食材宅配サービスとの連携。現在、NTTドコモが提供する「dミールキット」と連動したコラボキャンペーンが行われているが、将来はこれを発展させ、dミールキットで配送するレシピの調理データが連携して追加されるといった機能も視野に入っているという。

Bluetoothでスマートフォンと連携する
食材宅配サービスとの連携も
IoT対応タイプが多数普及しているというエネファーム

 大阪ガスのブースでは、このほかにIoT対応タイプが多数普及しているという燃料電池(エネファーム)や、同社が考える「未来の家」のイメージも展示中。なお、「大阪ガス」という名前ではあるものの、実際には(関西圏はもちろん)首都圏でサービスをうけることもできるという。こうした状況や、同社のビジョンについては、別途、インタビュー記事も参照のこと。

未来の家のイメージ
キッチンにはレシピを表示するディスプレイが
風呂場には体調管理用ディスプレイ

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