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ついに発売された「Windows 8」で振り返る2012年
(2012/12/20 12:00)
2012年に本誌で掲載した、Windows 8関連のニュース記事をまとめた。
2009年にWindows 7が発売されてから3年、マイクロソフトの新たなOSとして登場したWindows 8は、ホーム画面となる「スタート画面」をタッチ操作に適したタイル状のボタンが並ぶスタイルに変更。従来のデスクトップ画面はスタート画面から「デスクトップ」のタイルをクリックすることで表示されるようになるなど、Windows 95以来となるユーザーインターフェイスの大きな変更が行われた。
一般ユーザーにとっては、2012年2月公開された「コンシューマープレビュー版」で初めてWindows 8を試用できるようになった。そこからの動きは早く、6月にはこれまでのマイクロソフトのOSではRC版に相当する「リリースプレビュー版」が公開、8月にはRTM(製造工程向けリリース)となり、開発者向けにRTM版の提供が開始された。
「Windows 8」が正式名称として発表されたのも今年の4月。ロゴマーク、パッケージ構成、価格、発売日といった情報や、搭載ブラウザー「Internet Explorer 10」など機能に関する情報も発売日に向けて次々に公開された。
10月26日に一般発売開始、秋葉原では「前夜祭」も開催
10月26日にはWindows 8の一般向け販売が開始。前日には秋葉原で「前夜祭」が開催され、発売日当日は量販店などでイベントを実施した。マイクロソフトでは、Windows 8は発売後1カ月で全世界の売上は4000万本に達するなど、Windows 7を上回る勢いだとしている。
Windows 8スタイル対応アプリ、セキュリティソフトも対応が進む
Windows 8は従来のWindowsと互換性を保っており、これまでのWindowsソフトも多くはそのまま動作する。一方で、新しいWindows 8スタイルに対応した多くのアプリが発表され、セキュリティソフトもWindows 8への対応を進めた。