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Google、mova、コンプガチャ……“終了”をキーワードに2012年を振り返る

 2012年もあとわずかとなった。本誌の年末恒例企画として、サービスや製品の提供打ち切り、事業からの撤退や会社の精算といった大きな出来事から、機能の停止やサポート終了といった細かな話題まで、何かが終わることを伝えた今年のニュース記事をまとめた。

 記事の本数で目立つのはGoogleだ。同社は日々新しいプロダクトを発表してニュースを賑わしているが、その一方で優先度が低いと判断したものについては逐次見直し、提供終了を発表している。今年は、「Picnik」「Urchin」「iGoogle」「Google Video」「Google Sync」などの打ち切りが発表され、同様にニュースとなった。

 時代の変化を感じさせる話題としては、NTTドコモの「mova」終了(3月)、ブリタニカ百科事典の印刷版製造終了とオンラインサービスへの移行(3月)、富士通「日本のコンピュータ情報」閉鎖(6月)、仏「ミニテル」の終了(7月)などが挙げられるだろう。

 また、5月にソーシャルゲーム各社が軒並み“コンプガチャ”を廃止したのは今年ならではの話題だ。

3月30日の記事『「mova」が3月31日にサービス終了、19年の歴史に幕』より。初代のデジタル・ムーバシリーズ(1993年3月、左)とmova最後の端末「P506iCII」(2006年4月、右)

※本記事へのピックアップは、あくまでも各ニュース記事の掲載当時の内容に基づいている。その時点ではサービス終了が発表されたのみで、実際に提供を終了するのは先のサービスもある(また、終了発表後に予定変更や他の企業などが引き継ぐなど、終了を逃れたサービスなどが含まれる可能性もあることに留意されたい)。

編集部