イベントレポート
CEATEC 2020 ONLINE
ワイヤレス電力伝送実用化コンソーシアムでいまを知る
CEATEC 2020 ONLINEはオンデマンド公開中!! まだまだ続くブースレポート #8
2020年11月16日 07:10
10月20日~23日に完全オンライン開催された「CEATEC 2020 ONLINE」だが、会期が終了した後も12月31日までオンデマンド形式で公開中だ。すでにテーマエリアや企業エリアのブースレポートを掲載しているが、CEATECではスタートアップや、大学・研究機関なども含めてまだまだ多くのブースが出展している。そこで会期中には紹介しきれなかったブースの中から、筆者が注目したブースを紹介していきたい。
CEATECに毎年参加しているような読者であれば、長年に渡りワイヤレス電力伝送を見てきたという人も多いだろう。そして「お、今年は5cmくらい距離が伸びた」とその進化を体感してきたハズである。そんな読者にぜひチェックしてもらいたいのがワイヤレス電力伝送実用化コンソーシアム(WiPoT)のブースだ。
40社の法人会員、4研究機関会員、58名の学識会員からなるワイヤレス電力伝送実用化コンソーシアム(WiPoT)では、それら会員の商品や技術についてまとめられたページになっており、空間伝送型ワイヤレス電力伝送技術 Cotaや宇宙太陽光発電システム、マイクロ波電力伝送などをチェックできる。また株式会社Space Power Technologiesの5.7GHz帯マイクロ波無線電力伝送の様子や、株式会社パナソニック システムネットワークス開発研究所の世界初 5G(ミリ波)電波可視化システムなど興味深い映像もアリ。
「CEATEC 2020 ONLINE」レポート記事一覧
- CEATEC 2020 ONLINEがいよいよ開催、今年のAWARDは「富岳」とRNA検出技術
- 史上初の「完全オンラインCEATEC」、おすすめの「まわり方」を紹介!
- 【トレジャーデータ】Armの子会社が「住むためのコンテナハウス」を開発中、その理由とは?
- 【ソニー】「テクノロジーで感動」を、展示はエンタメ、スポーツから医療まで!
- 【シャープ/JEITA】スマートホームは「家電データ活用」で新段階に、データカタログ公開
- 【シャープ】透明ディスプレイを使ったパーティションを展示、withコロナ対応
- 【パナソニック】問い合わせ対応用のAIチャットボットや労働管理システム
- 【トレジャーデータ】オフグリッド型住宅「OUTPOST」をアピール
- 村井純教授が基調講演「インターネットでグローバルパンデミックに立ち向かえた」
- 【LIXIL】IoTで家全体を連携するスマートホームシステム「Life Assist」を紹介
- 【東芝情報システム】ニューノーマル時代の受付管理ソリューションなどを展示
- 【タイコ エレクトロニクス ジャパン】EV向けコネクターなど電子部品やソリューションを展示
- 【東芝】世界最速の計算技術から高精度がん検出技術まで多彩な展示
- アクセス障害の原因は? 協議会が原因と対策を報告
- 【MIRAI BAR】空中ディスプレイやBLEビーコンなどの薄型IoTデバイスを展示
- 【サイバーリンク】マスク着用でも90%以上認識、AI顔認証「FaceMe」を展示
- 【基調講演】ソニー・石塚氏「長期視点で社会や地球環境への貢献を目指す」
- 【アマゾン ウェブ サービス】AWSのサービスや事例を紹介
- 【ゼンリン】地図情報ベースのソリューションを多数展開
- 【PFU】オールインワン本人確認デバイス「Caora」などエッジソリューションを展示
- 【ドリーム・アーツ】大企業向けデジタル化推進クラウド「SmartDB」を展示
- 【テクノアート】 「Smart Factory」をテーマに工場の自動化ソリューションを紹介
- 【日本ガイシ】IoTデバイス用電源、高容量・大電流の「EnerCera(エナセラ)」を展示
- 平井デジタル相、新設デジタル庁は「とてつもない権限」とスタートアップ精神で、まずIT基本法改正
- 【テンダ】自動マニュアル作成ソフト「Dojo」などを展示
- 初の「オンラインCEATEC」は出展者から見てどうなのか? 22日19時、会場より生放送
- 【JRCモビリティ】4次元センシングで危険予測する「RAC 4D-Ai」など展示
- 【アイティオール】テレワーク中でも会社宛の電話が受けられる「ナイセンクラウド」を紹介
- ZoomCEOも登壇、「CEATEC 2020 ONLINE SPECIAL TALK」が注目を集める
- 【凸版印刷】仮想で観光する「IoA仮想テレポテーション」などを紹介
- 【静岡市】「首都圏の一部です!」 テレワーカー誘致、実質無料の「お試しテレワーク」
- 【首長サミット】デジタルに取り組む知事や市長は「まちづくり」をどう変えるのか?
- 【ポケット・クエリーズ】10人同時接続可能なVRでリモート研修や遠隔支援をサポート
- 【石狩市】企業と取り組むIoT化や実証事業、工業団地の100%再エネ化などを紹介
- 【イージーディフェンス】PCから離れると自動ロック、近づくと自動ログインする「iLUTon」
- 【清水建設】「建物OS」を披露、豊洲スマートシティに投入
- 【JETRO】海外スタートアップとの「出会いの場」を創出
- 【竹中工務店】「まちづくり」を意識した7テーマを展示
- 【神戸市】CEATECでニューノーマル時代の企業誘致、国際都市で自治体課題の解決を
- 【そのほかWatchシリーズのレポート記事一覧】
林 佑樹
1978年岐阜県生まれ。東京在住。ITサービスやPC、スマートフォンといったコンシューマから組み込み、CPS/IoT、製造、材料、先端科学のほか、ゲームやゲーム周辺機器のライティングも行なう。それらジャンルすべてが何かしらの技術でリンクしているのが最近のお気に入り。技術などを見る基準は「効率のいいサボりにつながるか」。フォトグラファーとしては、ドラマスチルや展示会、ポートレートをこなしつつ、先端科学研究所の撮影が多い。