イベントレポート

CEATEC 2020 ONLINE

ワイヤレス電力伝送実用化コンソーシアムでいまを知る

CEATEC 2020 ONLINEはオンデマンド公開中!! まだまだ続くブースレポート #8

10月20日~23日に完全オンライン開催された「CEATEC 2020 ONLINE」だが、会期が終了した後も12月31日までオンデマンド形式で公開中だ。すでにテーマエリアや企業エリアのブースレポートを掲載しているが、CEATECではスタートアップや、大学・研究機関なども含めてまだまだ多くのブースが出展している。そこで会期中には紹介しきれなかったブースの中から、筆者が注目したブースを紹介していきたい。

 CEATECに毎年参加しているような読者であれば、長年に渡りワイヤレス電力伝送を見てきたという人も多いだろう。そして「お、今年は5cmくらい距離が伸びた」とその進化を体感してきたハズである。そんな読者にぜひチェックしてもらいたいのがワイヤレス電力伝送実用化コンソーシアム(WiPoT)のブースだ。

会員の技術や製品をまとめたワイヤレス電力伝送実用化コンソーシアムのブース

 40社の法人会員、4研究機関会員、58名の学識会員からなるワイヤレス電力伝送実用化コンソーシアム(WiPoT)では、それら会員の商品や技術についてまとめられたページになっており、空間伝送型ワイヤレス電力伝送技術 Cotaや宇宙太陽光発電システム、マイクロ波電力伝送などをチェックできる。また株式会社Space Power Technologiesの5.7GHz帯マイクロ波無線電力伝送の様子や、株式会社パナソニック システムネットワークス開発研究所の世界初 5G(ミリ波)電波可視化システムなど興味深い映像もアリ。

「CEATEC 2020 ONLINE」レポート記事一覧

林 佑樹

1978年岐阜県生まれ。東京在住。ITサービスやPC、スマートフォンといったコンシューマから組み込み、CPS/IoT、製造、材料、先端科学のほか、ゲームやゲーム周辺機器のライティングも行なう。それらジャンルすべてが何かしらの技術でリンクしているのが最近のお気に入り。技術などを見る基準は「効率のいいサボりにつながるか」。フォトグラファーとしては、ドラマスチルや展示会、ポートレートをこなしつつ、先端科学研究所の撮影が多い。