イベントレポート

CEATEC 2020 ONLINE

凸版印刷、仮想で観光する「IoA仮想テレポテーション」などをCEATECで紹介

電源がなくても構築可能なメッシュ型次世代LPWA通信規格「ZETA」も展示

超臨場環境ソリューション「NATURAL WINDOW」

 10月20日~23日にかけて完全オンラインで開催中の「CEATEC 2020 ONLINE」。凸版印刷株式会社はブースを出展。同社のスマートシティに対する取り組みを5つのテーマで紹介。10月23日11時~11時30分にはプレゼンテーションを実施する予定。

 高精細映像技術やカラーマネージメントなど、ニューノーマル時代において重要となる正しい情報を、正しく伝えるためのテクノロジーと、そこから生まれた超臨場環境ソリューション「NATURAL WINDOW」の紹介のほか、観光、教育、ミュージアム見学などで活用できる「IoA仮想テレポテーション」を紹介。IoA仮想テレポテーションではドローンや現地にいる人へ擬似的にジャックイン(乗り移り)することで、遠方に居ながらにして仮想体験できるソリューション。バーチャル空間も融合させることで超現実体験を提供できるとしている。

ドローンやロボットを遠隔操作して遠方から仮想体験する「IoA仮想テレポテ-ション」

 そのほかにもwithコロナ時代に対応したオンライン展示会プラットフォーム「V-MESSE」や、子供が自分のペースで学びを進められるデジタル教材プラットフォーム「navima」。また、内蔵バッテリーで稼働する中継器をメッシュ状に配置することで、山間部や僻地などキャリア未対応エリアでのネットワーク構築を可能とするメッシュ型次世代LPWA通信規格「ZETA」などを展示している。

オンラインイベントを企画から制作までサポートする「V-MESSE」
山間部などでもネットワークを構築できることで農林水産や製造の分野でのIoT化に貢献する「ZETA」

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