イベントレポート

CEATEC 2020 ONLINE

オフグリッド型住宅「OUTPOST」に関する展示を行うトレジャーデータのCEATECブース

 10月20日10時より開幕し、23日にかけて完全オンラインで開催される「CEATEC 2020 ONLINE」。トレジャーデータ株式会社は昨年に引き続きブースを出展し、“2030年のコネクテッドハウス”をうたうコンセプト住宅「OUTPOST」に関する展示を実施する。

 「OUTPOST」は、内閣府が提唱する“Society5.0”の実現のためのライフスタイルを提案する試みのひとつ。トレジャーデータのデータ解析プラットフォームであるarm Treasure Data eCDPを活用し、ワイヤレス給電技術やデバイスを販売するベルデザイン、Wi-Fiセンシング技術を開発するOrigin Wireless Japan株式会社、水循環装置を手掛けるWOTA株式会社など、複数のパートナーメーカーがそれぞれの技術を提供することで“持続可能かつ新たなライフスタイルを提案する”ことを目的としたプロジェクトとなっている。電気や水道といった社会インフラから独立したオフグリッド型の住宅をイメージしているものの、完全なエネルギー循環やセンシングは実現しておらず、現状はあくまでコンセプトの段階だ。

昨年の「CEATEC 2019」でのトレジャーデータブースの様子
会場にコンパクトな住宅型ブースを設置し、VRによるデモや複数メーカーのソリューション紹介を実施していた

 今年はオンライン上での開催ということで、昨年のようなソリューションのデモは用意されておらず、動画コンテンツなどを展示ブースとなるサイト上に掲載。また、同時期に開催されるオンラインカンファレンスイベント「PLAZMA 13」への誘導を行っている。カンファレンスでは「CEATEC 2020 ONLINE」会期中の10月20日から23日にかけてOUTPOST関連セッションを配信するとしており、参加希望者はイベントサイトで受け付けているとのことだ。

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