イベントレポート

CEATEC 2020 ONLINE

凸版印刷のオンライン展示会プラットフォーム「V-MESSE」

CEATEC 2020 ONLINEはオンデマンド公開中!! まだまだ続くブースレポート #9

10月20日~23日に完全オンライン開催された「CEATEC 2020 ONLINE」だが、会期が終了した後も12月31日までオンデマンド形式で公開中だ。すでにテーマエリアや企業エリアのブースレポートを掲載しているが、CEATECではスタートアップや、大学・研究機関なども含めてまだまだ多くのブースが出展している。そこで会期中には紹介しきれなかったブースの中から、筆者が注目したブースを紹介していきたい。

 2020年Q2以降は、オンライン展示会に接した読者が多いハズだ。新型コロナウイルスの影響で半ば強制的に手探りなところから進み始めたオンライン展示会だが、凸版印刷株式会社のブースで展示していたオンライン展示会プラットフォーム「V-MESSE」のようなサービスも登場している。

 V-MESSEは、イベント企画からコンテンツ制作、サーバーまでを支援するサービス。機能を見るとブース構築(3DCG、VR、サイト型)から商談システム、ライブ配信、アンケート機能、各種ログ取得などがある。また、今回の「CEATEC 2020 ONLINE」でもあったが、来場者へのサンキューメール送信機能もアリ。展示会向けとされているが、オンラインセミナーやバーチャルツアーにも対応しており、オフライン開催できないイベントやセミナー主催者などの需要に対応している。

 今後しばらくのビジネスショーはオンラインもしくは、オフラインとオンライン同時開催が続く。こういったサービスによって「たまたま見つけた」イベントの発生率が上がるといいのだが。

「CEATEC 2020 ONLINE」レポート記事一覧

林 佑樹

1978年岐阜県生まれ。東京在住。ITサービスやPC、スマートフォンといったコンシューマから組み込み、CPS/IoT、製造、材料、先端科学のほか、ゲームやゲーム周辺機器のライティングも行なう。それらジャンルすべてが何かしらの技術でリンクしているのが最近のお気に入り。技術などを見る基準は「効率のいいサボりにつながるか」。フォトグラファーとしては、ドラマスチルや展示会、ポートレートをこなしつつ、先端科学研究所の撮影が多い。