地図と位置情報

ますます熱いぞ! 地図・位置情報ビジネスの展示会「ジオ展2025」が規模を拡大、7月2日に大手町三井ホールで開催

出展者募集は4月から

 マップボックス・ジャパン合同会社、株式会社MIERUNE、アドソル日進株式会社の3社は、地図・位置情報ビジネスをテーマとしたイベント「ジオ展2025」を、7月2日に大手町三井ホール(東京都千代田区1-2-1)にて開催する。

 同イベントは、地図や位置情報を活用したソリューションの導入や、これらの業界への就職を検討している人に向けて2016年から始まった業界活性化イベントで、今回で10回目を迎える。地図や位置情報ビジネスに関連するさまざまな企業や団体が出展し、先端技術ソリューションの展示やプレゼンテーションに加えて、出展各社の採用情報も紹介する。

 昨年の「ジオ展2024」は過去最多となる50の企業・団体が出展。地図データや地図配信サービスの提供会社、航空測量会社、GIS(地理情報システム)ベンダー、地図サービス/アプリの提供事業者、人流データ分析サービスの提供会社、大学の研究室、趣味のサークルなど、営利・非営利問わずさまざまな企業・団体が参加して活発なコミュニケーションが行われた。また、ブース出展だけでなく会場の一画で出展各社によるプレゼンテーションも行われた。

 ジオ展はコロナ禍の一時期にオンライン開催となったが、2023年に4年ぶりにリアルで開催されて852人の来場者を集め、さらに2024年は来場者数が1000人を超えて過去最大規模となった。注目度が高まっていることを受けて、今年は会場の規模を拡大し、出展企業数は65団体と昨年を上回る数を予定している。また、昨年まではマップボックス・ジャパンとMIERUNEの2社での共催だったが、今年はアドソル日進を加えた3社での共催となる。

 3社で構成されるジオ展実行委員会は、4月より同イベントの出展団体を募集開始する予定で、詳細な出展要項は3月に公開する。

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 本連載およびINTERNET Watchでは、これまでに開催された「ジオ展」の展示会場・講演レポートや開催概要記事を多数掲載している。どんなイベントなのかもっと詳しく知りたい方は、ぜひご一読いただきたい。以下、ジオ展に関する記事をリストアップする。

2016年

2017年

2018年

2019年

2023年

2024年

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INTERNET Watchでは、2006年10月スタートの長寿連載「趣味のインターネット地図ウォッチ」に加え、その派生シリーズとなる「地図と位置情報」および「地図とデザイン」という3つの地図専門連載を掲載中。ジオライターの片岡義明氏が、デジタル地図・位置情報関連の最新サービスや製品、測位技術の最新動向や位置情報技術の利活用事例、デジタル地図の図式や表現、グラフィックデザイン/UIデザインなどに関するトピックを逐次お届けしています。

片岡 義明

フリーランスライター。ITの中でも特に地図や位置情報に関することを中心テーマとして取り組んでおり、インターネットの地図サイトから測位システム、ナビゲーションデバイス、法人向け地図ソリューション、紙地図、オープンデータなど幅広い地図・位置情報関連トピックを追っている。測量士。インプレスR&Dから書籍「位置情報トラッキングでつくるIoTビジネス」「こんなにスゴイ!地図作りの現場」、共著書「位置情報ビッグデータ」「アイデアソンとハッカソンで未来をつくろう」が発売。