Windows 7サポート終了! 「どうしたらいい?」を解決します

第11回

MicrosoftアカウントがないとWindows 10は使えないの?

 Windows 7のサポートが2020年1月に終了します。Windows 10への移行で困った方や不安な方の助けとして、乗り換えの疑問を解消できる本連載を掲載します。(編集部)

A.ローカルアカウントでも使えますが一部機能が制限されます

 Windows 10のサインインには、「●▲■@outlook.jp」などのMicrosoftアカウントを使うのが一般的です。

 Microsoftアカウントは、Windows 10の初期セットアップを行う流れの中で、無料で作成できますが、「●▲■@hotmail.com」や「●▲■@live.jp」など旧来のMicrosoftアカウントや、Microsoftアカウントとして紐付けられた企業のメールアドレス、Office 365のアカウントなども利用できます。

 もちろん、Microsoftアカウントを使わず、ローカルアカウントでWindows 10へサインインすることもできます(初期セットアップ画面でオフラインアカウントを選ぶ)。しかしながら、通常はMicrosoftアカウントでサインインすることをお勧めします。

 Windows 10は、ウェブメールサービスの「Outlook.com」、クラウドストレージサービスの「OneDrive」など、Microsoftのクラウドサービスの一部が、OSの機能として統合されています。MicrosoftアカウントでWindows 10にサインインすると、こうしたクラウドサービスをWindows 10からシームレスに扱えるようになるため、とても便利です。

 中でも代表的なのがOneDriveです。初期セットアップでOneDriveの利用を許可すると、「ドキュメント」や「ピクチャ」といったPC上のフォルダーが、自動的にOneDriveと同期されます。これにより、クラウドストレージをバックアップとして使ったり、スマートフォンやモバイルPCなど外出先から同期したデータにアクセスできるようになります。

 無料で使える領域は5GB(アカウント作成時期により変動)と限られますが、とても便利な機能なので、なるべくローカルアカウントではなく、Microsoftアカウントでサインインするといいでしょう。

Microsoftアカウントは、Microsoftのクラウドサービスとの連携に利用される。特にOneDriveとの連携は、データの保護や外出先でのデータ活用ができるため便利

清水 理史

製品レビューなど幅広く執筆しているが、実際に大手企業でネットワーク管理者をしていたこともあり、Windowsのネットワーク全般が得意ジャンル。最新刊「できる Windows 10 活用編」ほか多数の著書がある。