Windows 7サポート終了! 「どうしたらいい?」を解決します

第22回

プレゼンのときの画面切り替え、どうすればいいの?

 Windows 7のサポートが2020年1月に終了します。Windows 10への移行で困った方や不安な方の助けとして、乗り換えの疑問を解消できる本連載を掲載します。(編集部)

A.ショートカットキーか、クイックアクションを使いましょう

 Windows 10は、Windows 7から移行した場合にも違和感なく使えるユーザーインターフェースを備えていますが、移行した直後は「あの機能どこだっけ?」と、使い方がよく分からなくなることがあります。中でも代表的なのが、外部ディスプレイへの表示の切り替え方法です。

 普段なら、ゆっくり調べれば済むことでも、会議などのプレゼンの機会を目の前にして、「そもそも画面が表示されない……」「複製ではなく拡張で表示したい……」と想定外の状況に陥って慌ててしまい、肝心のプレゼンもグタグタになってしまう可能性も少なくありません。

 そんないざというときのため、画面表示の切り替え方法を覚えておきましょう。

 Windows 10で画面表示を切り替える方法は、大きく分けて2つあります。

 1つは、ショートカットキーを使う方法です。外部ディスプレイを接続した状態で[Windows]+[P]キーを押すと、画面右側に表示方法を選択する画面が表示されます。「複製」を選ぶと、PCと同じ画面が外部ディスプレイに表示され、「拡張」にすれば、外部ディスプレイをセカンドスクリーンとして使えます。

 もう1つは、クイックアクションを使う方法です。Windows 10のタスクバーの右端のボタンをクリックすると、通知などをまとめたアクションセンターが表示されます。その下に表示されているボタン群が、クイックアクションです。

 この中にある「表示」ボタンをクリックすると、同様に外部ディスプレイへの表示方法を切り替えられます。

[Windows]+[P]キーで外部ディスプレイへの表示を切り替えられる。Windows 10への移行で戸惑わないために、覚えておきたい機能の1つだ

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清水 理史

製品レビューなど幅広く執筆しているが、実際に大手企業でネットワーク管理者をしていたこともあり、Windowsのネットワーク全般が得意ジャンル。最新刊「できる Windows 10 活用編」ほか多数の著書がある。