Windows 7のあの機能ってどうなった？

2019年7月16日 06:00

　Windows 7のサポートが2020年1月に終了します。Windows 10への移行で困った方や不安な方の助けとして、乗り換えの疑問を解消できる本連載を掲載します。（編集部）

　Windows 10は、従来のWindowsと高い互換性を備えていますが、完全に同じ環境で使えるわけではありません。

　例えば、Windows 7に搭載されていた機能のうち、以下のものはWindows 10で廃止され、使えなくなっています。

　Windows Media Centerは、個人的にも懐かしい機能の1つですが、使いやすいスマホやSTBがある以上、廃止されても、特に困ることはなく、その役目を終えたとみていいでしょう。

Windows Media Centerは廃止された

　MPEG2コーデックは、OSへの標準搭載が無効になりました。このため、DVDビデオなどのMPEG2動画を再生する場合は、別途コーデックをインストールする必要があります。

　Windows 10の登場当初は、有料での購入や別途DVDプレーヤーソフトの導入が必要でしたが、現在ではMPEG2形式のビデオを再生するタイミングで、自動的に「Microsoft Store」へと誘導され、無料の「MPEG-2 ビデオ拡張機能」をインストールできるようになっています。

　そのほか、ガジェットやゲーム、USBフロッピードライバーもなくなりましたが、お馴染みのソリティアやマインスイーパはMicrosoft Store経由で最新版を入手できます。プレーしたいならインストールしておくといいでしょう。

MPEG2コーデックは無料でインストールできる

ゲームは最新版をダウンロードできる

製品レビューなど幅広く執筆しているが、実際に大手企業でネットワーク管理者をしていたこともあり、Windowsのネットワーク全般が得意ジャンル。最新刊「できる Windows 10 活用編」ほか多数の著書がある。