ニュース
CEATEC 2020 ONLINE閉幕、会期中の延べ来場者数は13万人超
10月28日よりコンファレンスのオンデマンド配信も、12月31日まで公開
2020年10月27日 08:05
2020年10月20日~23日の間、初の完全オンライン開催をした「CEATEC 2020 ONLINE」が閉幕。CEATEC 実施協議会は、会期中の登録来場者数が8万5650名だったと発表した。
なお、会期終了後も新規の来場登録および会場への入場を受け付けており、12月31日まで各出展者のブースをオンライン上で閲覧することができる。また、コンファレンスについても、10月28日より順次オンデマンド形式で配信される予定だ。
オンライン開催としたことで、複数日にわたって入場した来場者が多かったことから、期中の延べ来場者数は13万名を超えているという。会期中に実施したコンファレンスの聴講数は10万5210名(延べ人数)で、昨年の聴講者数2万8228名(延べ人数)を大きく上回る結果となった。
最大定員1000名までの幕張メッセ会場では実現できなかった、1セッションで4000名を超える聴講者を集めたコンファレンスもあったという。
オンデマンド配信期間を含む12月31日までの総登録来場者数などは2021年1月に改めて発表する予定だという。
オンラインのメリットや課題を把握できたことは唯一無二の資産と鹿野氏
CEATEC実施協議会 エグゼクティブプロデューサーの鹿野 清氏は、「初のオンライン開催で至らぬ点も多かった半面、オンライン開催により来場者1人あたりの来場ブース数は例年よりも多くなったものと推察しています。また、来場者からは、「場所にとらわれず、在宅勤務下でも参加することができた」といった、オンラインならではの可能性を感じるご意見・ご感想をいただくことができました」「一方で、CEATECならではの未来体験や出展者同士の交流といった観点は、幕張メッセでの開催と比べて、課題を残した結果となりました」とコメント。
今回のオンライン開催を通じて、オンラインのメリットや課題を多岐にわたって把握できたことは、唯一無二の資産であり、オンラインプラットフォームもまだまだ改善できるものと考えているとした。
鹿野氏は、「今後のCEATECはリアルとオンラインのハイブリッド開催を念頭に、『テクノロジーで社会を豊かにする』という使命のもと、CEATECに関わるすべての皆様とともに、これからも社会に貢献してまいります」と結んでいる。
「CEATEC 2020 ONLINE」レポート記事一覧
- CEATEC 2020 ONLINEがいよいよ開催、今年のAWARDは「富岳」とRNA検出技術
- 史上初の「完全オンラインCEATEC」、おすすめの「まわり方」を紹介!
- 【トレジャーデータ】Armの子会社が「住むためのコンテナハウス」を開発中、その理由とは?
- 【ソニー】「テクノロジーで感動」を、展示はエンタメ、スポーツから医療まで!
- 【シャープ/JEITA】スマートホームは「家電データ活用」で新段階に、データカタログ公開
- 【シャープ】透明ディスプレイを使ったパーティションを展示、withコロナ対応
- 【パナソニック】問い合わせ対応用のAIチャットボットや労働管理システム
- 【トレジャーデータ】オフグリッド型住宅「OUTPOST」をアピール
- 村井純教授が基調講演「インターネットでグローバルパンデミックに立ち向かえた」
- 【LIXIL】IoTで家全体を連携するスマートホームシステム「Life Assist」を紹介
- 【東芝情報システム】ニューノーマル時代の受付管理ソリューションなどを展示
- 【タイコ エレクトロニクス ジャパン】EV向けコネクターなど電子部品やソリューションを展示
- 【東芝】世界最速の計算技術から高精度がん検出技術まで多彩な展示
- アクセス障害の原因は? 協議会が原因と対策を報告
- 【MIRAI BAR】空中ディスプレイやBLEビーコンなどの薄型IoTデバイスを展示
- 【サイバーリンク】マスク着用でも90%以上認識、AI顔認証「FaceMe」を展示
- 【基調講演】ソニー・石塚氏「長期視点で社会や地球環境への貢献を目指す」
- 【アマゾン ウェブ サービス】AWSのサービスや事例を紹介
- 【ゼンリン】地図情報ベースのソリューションを多数展開
- 【PFU】オールインワン本人確認デバイス「Caora」などエッジソリューションを展示
- 【ドリーム・アーツ】大企業向けデジタル化推進クラウド「SmartDB」を展示
- 【テクノアート】 「Smart Factory」をテーマに工場の自動化ソリューションを紹介
- 【日本ガイシ】IoTデバイス用電源、高容量・大電流の「EnerCera(エナセラ)」を展示
- 平井デジタル相、新設デジタル庁は「とてつもない権限」とスタートアップ精神で、まずIT基本法改正
- 【テンダ】自動マニュアル作成ソフト「Dojo」などを展示
- 初の「オンラインCEATEC」は出展者から見てどうなのか? 22日19時、会場より生放送
- 【JRCモビリティ】4次元センシングで危険予測する「RAC 4D-Ai」など展示
- 【アイティオール】テレワーク中でも会社宛の電話が受けられる「ナイセンクラウド」を紹介
- ZoomCEOも登壇、「CEATEC 2020 ONLINE SPECIAL TALK」が注目を集める
- 【凸版印刷】仮想で観光する「IoA仮想テレポテーション」などを紹介
- 【静岡市】「首都圏の一部です!」 テレワーカー誘致、実質無料の「お試しテレワーク」
- 【首長サミット】デジタルに取り組む知事や市長は「まちづくり」をどう変えるのか?
- 【ポケット・クエリーズ】10人同時接続可能なVRでリモート研修や遠隔支援をサポート
- 【石狩市】企業と取り組むIoT化や実証事業、工業団地の100%再エネ化などを紹介
- 【イージーディフェンス】PCから離れると自動ロック、近づくと自動ログインする「iLUTon」
- 【清水建設】「建物OS」を披露、豊洲スマートシティに投入
- 【JETRO】海外スタートアップとの「出会いの場」を創出
- 【竹中工務店】「まちづくり」を意識した7テーマを展示
- 【神戸市】CEATECでニューノーマル時代の企業誘致、国際都市で自治体課題の解決を
- 【そのほかWatchシリーズのレポート記事一覧】