自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!

第28回

Wi-Fiルーター迷ったらコレを選べ! 実売価格7000円以下のお勧め製品

 この夏、夏ボ~夏期休暇あたりでWi-Fiルーターの新調を考えている人に向けて、どんなルーターがお勧めかを解説している記事の第2弾。前回は、11ac(IEEE 802.11ac)の速度が最大1300Mbpsで1万円前後の製品を紹介した。今回は、7000円以下で、11acが最大867Mbpsあたりのコスパの良い製品を紹介していこう。

今回は2018年夏のオススメWi-Fiルーターから、お財布に優しいコスパ重視モデルをピックアップしてみよう

 紹介するのは、11acの最大速度が867Mbpsで2×2 MIMO、場合によってはMU-MIMOにも対応するというあたりのスペックになる。このあたりは3~4人のファミリーがスマホ中心で使うなら十分なスペックで、売れ筋商品ということもあり販売価格がこなれていてお勧めのクラスなのだ。実売1万円を切ることはもちろん、ヘタすると5000円を切ることもある。このクラスは内蔵アンテナが多いので、デザイン的に室内で違和感が少ないのもありがたい。

 注意点は、有線LANポートを100Mbpsにするなどコストダウンが図られていることもある点だ。PCやNASなどを有線LAN接続する予定があるなら、有線ポート速度はチェックしておきたい。

バッファロー「WHR-1166DHP4」

実売価格:4098円(Amazon.co.jpでの販売価格、2018年7月9日現在)

 2×2 MIMOで866Mbps(11ac)+300(11n)Mbpsという速度。Amazon.co.jpの「無線・有線LANルーター」カテゴリでベストセラー1位となっている人気機種。インターネットへ接続するWAN側のポートのみギガビット(1Gbps)対応で、他の有線LANポートが100Mbpsとなっている点には注意。

NECプラットフォームズ「Aterm WG1200HP3」

実売価格:6947円(Amazon.co.jpでの販売価格、2018年7月9日現在)

 2018年6月に発売されたばかりの新機種で、同社の従来機種(Aterm WG1200HP2)比で、快適な通信エリアが約15%拡大されたとしている。2×2 MU-MIMO対応で867+300Mbpsという速度。特徴は、IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6に対応していて、フレッツ回線で「v6プラス」や「transix」での接続ができること。前回紹介した上位機種(WG1900HP2)と同様、10月のバージョンアップにて対応する独自のIPv6通信ブースト機能「IPv6 High Speed」も付く。LANポートもギガビット対応でやや上位の製品となっている。

アイ・オー・データ機器「WN-AX1167GR2」

実売価格:6030円(Amazon.co.jpでの販売価格、2018年7月9日現在)

 867+300Mbpsで2×2 MU-MIMO対応、内蔵アンテナで360度全方向に電波が放出される「360コネクト」という仕組みを持っている。上記Aterm WG1200HP3同様、IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6に対応している。LANポートを含めギガビット対応。管理するスマホから、Wi-Fiへの接続端末を管理できる「Wi-Fiマモル」という機能もファミリーには便利。製品登録することで、商品保証期間を最大3年間まで拡大できるのもウレシイ。

TP-Link(ティーピーリンクジャパン)「Archer C50」

実売価格:3380円(Amazon.co.jpでの販売価格、10%OFFクーポン有=適用で3042円、2018年7月9日現在)

 867+300Mbps。11acで2本、11nで2本の計4本の外部アンテナを装備している。3年保証と保証期間が長い。インターネット接続用WANとLANの有線ポートは100Mbpsなので注意して欲しい。インターネット接続速度はあまりこだわらず、安価なWi-Fiルーターが欲しいケースでお勧め。1つ上位の「Archer C7 V5」にすると有線ポートがギガビット(1Gbps)になるので、少し予算が出せるならこちらも良いだろう。本連載で使っているスマホアプリ「TP-LINK Tether」にも対応する。

今回の教訓(ポイント)

11acの速度が2×2で867Mbpsの売れ筋Wi-Fiルーターはコスパが良くてオススメ!
ファミリーでスマホを使う程度なら十分なWi-Fi性能。

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村上 俊一

1965年生まれ。明治大学文学部卒。カメラマン、アメリカ放浪生活、コンピューター雑誌編集者を経て、1995年からIT系フリーライターとして活動。写真編集、音楽制作、DTP、インターネット&ネットワーク活用、無線LAN、スマホ、デジタルガジェット系など、デジタル関連の書籍や雑誌、ウェブ媒体などに多数執筆。楽曲制作、旅行、建築鑑賞、無線、バイク、オープンカー好き。