サポート終了カウントダウン(Office 2010編)

動画で情報共有できる「Microsoft Stream」を活用

動画マニュアルで新人教育を効率化!

 Office 365の法人向けプランで提供されている機能の1つに、動画を簡単に共有できる「Microsoft Steram」があります。この機能を詳しく解説していきましょう。

Office 365で使える社内専用YouTube!?

 新人に接客や店舗オペレーション、あるいは工場内での作業を教えるといったとき、紙よりも動画の方が分かりやすい場面は多いでしょう。社内向けのセミナーやイベントを動画で記録し、それを共有するといった使い方も考えられます。

 このような動画を共有するために、Office 365の法人プランで提供されているのが「Microsoft Stream」です。社内専用YouTubeのようなもので、気軽に動画をアップロードして共有することが可能です。

 Microsoft Streamにアクセスすると、すでにアップロードされた動画が並んでいて、いずれかの動画をクリックすると、埋め込みプレーヤーを使って動画が再生されます。

Microsoft Streamの埋め込み動画プレーヤー。動画に「いいね!」したりコメントを残すこともできる

動画を再生できるユーザーを細かく制御可能

 埋め込みプレーヤーには再生/一時停止ボタンやボリュームボタンのほか、ウェブブラウザーの幅いっぱいに動画を拡大する「シアターモード」や、「全画面表示」のボタンがあります。設定ボタンには、再生速度や動画のクオリティを調整する項目も用意されています。

埋め込み動画プレーヤーでは、解像度とビットレードの組み合わせを選択して動画の品質を調整できる

 ユニークなのは動画内の人物を認識する機能で、特定の人物が写っているシーンだけを素早く再生するといったことができます。セミナー映像などで、特定の人物の講演だけをチェックしたいといった場面で便利でしょう。

「ユーザー」をクリックすると、動画に映った人の顔を認識し、その人が映っている部分に素早く移動するシークバーが表示される

 アップロードした動画に対して、再生可能なユーザーをきめ細かく制御できることもMicrosoft Streamの特徴でしょう。「グループ」を作成し、そこに所属するメンバーにだけ動画の再生を許可できるほか、特定のユーザーにだけ動画を公開することもできます。

動画のアップロード画面。動画の名前や説明を入力できるほか、サムネイルも選択可能。「アクセス許可」で、動画を視聴できるグループやユーザーを選択することが可能だ

 動画は、「チャンネル」を使って整理することができます。例えば「セミナー」や「会議」、「マニュアル」などといったチャンネルを作成しておけば、目的の動画を探すのに便利です。

スマートフォンを使って空き時間に動画をチェック

 そのほか、Office 365のサービスや機能と同様、Microsoft Streamにもスマートフォンやタブレットで利用するためのモバイルアプリが提供されています。

モバイルアプリを使って「Microsoft Stream」にアップロードされた動画を視聴することも可能。場所を問わずに動画をチェックできる

 当然ながら、Office 365はインターネットにさえ接続されていれば、どこからでもアクセスできます。Microsoft Streamに動画をアップロードしておけば、電車で移動中など、ちょっとした隙間時間に動画を気軽に再生できるわけです。

 セミナーや作業マニュアルなどの動画をアップロードしておけば、いつでもどこでも勉強することができて便利でしょう。

 情報量が多く分かりやすいという動画のメリットは大きく、ビジネスにおいてもさまざまな場面で活用することが可能です。スマートフォンの普及により、気軽に動画を撮影できる環境も整っています。

 法人向けプランのOffice 365を導入したのであれば、ぜひMicrosoft Streamを活用して、動画での情報共有にチャレンジしてみましょう。

「Windows 7サポート終了! 「どうしたらいい?」を解決!」記事一覧

川添 貴生