パリ中心部の家電量販店「Forum des Halles」で健康家電・アイテムをチェック

パリに行ってきました

　去る3月24日から28日まで、とある発表会の取材のためにパリに行ってきました。実はパリを訪れるのは2度目。前回は2泊3日で、凱旋門を見たり、エッフェル塔を眺めるセーヌ川のクルーズを体験したり、モン・サン・ミシェルに行ったり、ムール貝を食べたりしましたが、まさに右も左もわからない状態であり、ほとんどパリを知るには至らず。

　今回はパリの人達がどんなところで家電製品を購入しているのか、健康をサポートする製品はどんなものがあるのかが知りたくなりました。結局、観光地そっちのけで、パリの中心部にあるショッピングモール「Forum des Halles」に、家電やモバイル機器を見に行ってみました。

パリ中心部にあるショッピングモール「Forum des Halles」

　ここにはスマートフォンやカメラ、映像機器、AV機器がチェックできるフランスの小売チェーン「fnac」と、fnacグループで家庭用の、日本で言うところの白物家電を扱う「Darty」の2つがあるんです。他にも無印良品もありますし、スーパーなどいろんなブランドが集まっていました。地下鉄とも通じているので、雨の日でも、濡れることなくいろんな買い物が楽しめる場所のようです。

「fnac」は各階に入口があります

地下鉄の通路に直結していた「Darty」の入口

　滞在したホテルからショッピングモールまでは徒歩で約20分程度。街並みをスマートフォンのカメラで撮影しながら歩いていきました。

至るところにカフェ！

普通の目覚まし時計よりも“光目覚まし時計”を豊富にラインアップ

　印象に残ったのは、fnacとDartyのどちらにもマッサージ器の類いがほとんどなかったこと！ 女性向けの足湯に近いマッサージ器はあったのですが、マッサージチェアや低周波治療器みたいなものはどこにもありませんでした。

　両店舗に置かれていたのは、日本にはないPhilipsの光目覚まし時計でした。光目覚まし時計とは、目覚める時間に人工的に光を浴びることで、自然に目覚められるという製品です。

（参考：“日の出”を再現する「光目覚ましinti4」で冬でもスッキリ起床）

　両店とも推しはPhilipsのようでしたが、Dartyは他社製品の光目覚まし時計も豊富にそろえていました。普通の目覚まし時計よりも光目覚まし時計の方が当たり前のように売られていましたが、その効果が受け入れられているということかもしれません。

　fnacでは活動量計も見つけました。fitbit、Withings、ガーミン、ファーウェイなどの製品もラインアップしてます。さすがフランス生まれだけあってか、Withingsは独自のコーナーも展開されていました。

　この他にスマホと連携するT-falの体組成計や、Googleのスマートスピーカー「Google Home」もありました。店の規模としてはそんなに小さくはないと思うのですが、品そろえとしては日本に比べて少なめな印象でした。

白物というより黒物家電多し、モノトーンカラーがかっこいい！

　羨ましかったのはデザインです。以前、独ベルリンで開催された世界最大のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA」に取材にいったときにも感じたのですが、ヨーロッパの家電製品は黒やシルバーベースのモノトーンでかっこいい！ クッカー系や洗濯機などは白も多めではありましたが、全体的にブラックが多く、黒い製品が欲しい自分のハートをわしづかみにされました。

　あとは日本の家電量販店の陽気なオリジナルソングが流れる「ノリ」に慣れていると、かなり静かで驚かされるかもしれません。

　先の予定もあったため、さっと回って来ただけではありましたが、発見があって楽しいひとときでした。