アラフィフすずまりの「今日も元気に仕事しよう!」

日々の行動を1タップで記録、“ライフログ”アプリ「生活管理スタンプ」が便利!

 日々暮らしている中で、いつ何をしたのかメモしたいときはありませんか。筆者の場合、薬やサプリメントをいつ服用したのかを簡単にメモしたいことがあります。決まった時間に飲むわけではないのですが、前回の服用からどれくらい時間が経過しているのかくらいは把握したいと思いました。

 メモ帳に書くのは面倒くさい。そんなときに役立ったのがiOSアプリの「生活管理スタンプ」(税込120円)です。

“ライフログ”を1タップで簡単記録

 生活管理スタンプは、出社/退社時間を記録する勤怠管理システムのように、日々の行動をワンタップで記録できるライフログアプリです。

iOSアプリ「生活管理スタンプ」

 行動の内容を「スタンプ」で作成しておき、やったタイミングでタップすると、日時と同時に画面の右側にスタンプ名と同時に記録されます。起動したらすぐタップでき、1画面で済んでしまうというシンプルさが大きな特徴です。必要に応じて記録に詳細情報を追記でき、写真も保存できます。

スタンプ追加画面
詳細画面。日時、コメント、写真設定ができるほか、Twitterへの投稿も可能です

 間違ってスタンプをタップしても、左右のフリックで削除できますし、記録を忘れても簡単に追記できるという柔軟性もあります。

 登録データの集計機能もあり、7日/30日/90日/365日/全て、の5種類のグラフを作成できます。初期設定では全てのアクションに対して時間帯別に集計されたグラフとなるようですが、「スタンプ名集計」欄にスタンプ名を入れると、スタンプごとに回数がグラフ化されます。

スタンプ編集画面。削除と並べ替えはできても、スタンプ名の編集はできないようです
特定の行動のデータも集計できます

 バックアップ機能もあり、.csv形式で出力して、メールで送信することもできます。

バックアップ作成画面

多忙でも気になる習慣をストレスなく記録できそう

 スタンプの作成はとても簡単で、アプリを起動したらタップするだけでいいのでストレスなくログが作成できます。簡単に編集できるので、記録忘れをしても安心です。

 結果は時系列に並んでいるので、とてもシンプルで分かりやすいですし、私の場合は前に薬をいつ飲んだのかすぐ振り返ることができるので重宝しています。

 このほかにも類似アプリはありましたが、生活管理スタンプは記録したいだけスタンプが作成でき、記録時は1タップで済むという点で筆者のニーズを満たしました。

 アラーム機能はないので、行動のやり忘れなどを防ぐアプリではありません。あくまでも行ったことを記録するだけです。しかし、何をいつよくやっているかが見えるようになりますし、複数スタンプを作成している場合は、行動の傾向を振り返るツールにできます。

 作成したスタンプ名を修正できないところは気になりますが、忙しくて細かくメモが取れなくても、スタンプをタップするだけで記録できるので、とりあえずこれでメモをして、あとからデータを整理するという使い方でもいいでしょう。

 寝た、起きたの2つだけでも、睡眠時間の記録としても使えそうですし、何かの回数を減らしたいと考えているなら、前に行った時刻を見て制限するといった使い方もできそうです。シンプルながら、使い手によって活用方法が広がりそうです。

 

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すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。