アラフィフすずまりの「今日も元気に仕事しよう!」

“超”薄型軽量の貼り付けるノートPCスタンド「MOFT stand」、サッと取り出せて持ち運びも楽々

「MOFT stand」を取り付けた11インチのMacBook Air

 ノートPCスタンドを導入したところ、悩みの種だった腰痛が改善したことを以前お伝えしました。

関連記事:『酷い腰痛が消えた!? ノートPCスタンド+フリップスタンドの合わせ技がすごかった』

 しかし、荷物がノートPCスタンド1つ分重くなることが気になっていました。できるだけ軽そうな製品を選んでいたわけですが、それでも約400gはプラスされます。もっと軽い製品はないものかと探していたところ、クラウドファンディング「Indiegogo」で「MOFT stand」というノートPCスタンドを発見しました。

色違いの「MOFT stand」を購入しました

ペタッと貼り付けるだけ! 重さはわずか85g

 MOFT standはポリウレタンとグラスファイバー素材が用いられており、ノートPCの裏に貼り付けて使う折りたたみ式スタンドです。

 スクリーンサイズが11.6~15.6インチまでのノートPC用として作られており、折り目を変えることでディスプレイ側の高さを5cmと8cmの2段階に調整できます。しかも厚さ3mm、重さはわずか85gと“超”薄型軽量で、耐荷重は約8kgになります。

本体の厚さはわずか3mm
5cmモード
8cmモード
高さをチェック! 確かに5cmアップしています
こちらも8cmにアップしました

 取り付けはシンプルで、フィルムを剥がして粘着性の面を貼り付けるだけ。剥がすのに力がいるくらいかなりしっかり固定されるので、使用中に外れる心配はないでしょう。

シールを剥がして貼り付けるだけ

 グレーとピンクカラーの2枚を入手したので、15インチのMacBook Proと11インチのMacBook Air(いずれも旧型)に付けて使ってみました。とにかく軽いし薄いので、持ち運びがとても楽になりました。薄いのでノートPCケースにもすんなり入ります。

15インチのMacBook Proに取り付けた状態
11インチのMacBook Airに取り付けた状態

 自分のディスプレイの高さの好みは、7cmのスタンドにさらにフリップタイプのスタンドをプラスした状態の高さなので9cm前後になりますが、MOFT standの8cm側もしっくりきました。ノートPCに取り付けられるタイプとしては、これまで使ってきたフリップタイプよりもしっかりとした高さを確保できるので、かなり理想的。膝の上に置いてタイピングしなくてはいけないときも、接触面が広いので安定感があります。

常にノートPCとセットなので、サッと準備できます

気になる点はあれどおすすめ!

背筋を伸ばして仕事ができると快適です!

 気になる点は2点ありました。1つはディスプレイの角度です。8cm側で使っているとき15インチのMacBook Proのディスプレイの角度はちょうどいいのですが、11インチのMacBook Airの場合、手前を少々上げないと、ディスプレイが見づらく感じました。これはディスプレイの開く角度とユーザーの好みのバランスなので、問題点というわけではありません。もう少しディスプレイを開きたいというときは、手前が持ち上がるように紙の手帳などを挟むことで解決できます。

 もう1点。タイピングの強さによっては、多少左右にぐらつきを感じる可能性があります。全体的に安定はしていますが、スタンド自体は薄いので、キーボードの端を強く押下すると違和感を感じることもありそうです。この点もユーザーの癖次第なので、何も感じない方のほうが多そうな気もしています。

 とはいえ、全体の使用感は良好です。これならノートPCスタンドを忘れた!と後悔することもなさそうですし、荷物の重さを気にする必要もありません。せっかく背筋を伸ばして腰痛を防止しても、荷物の重さで腰に負担をかけたら意味がありません。ノートPCスタンドを持ち歩くのは抵抗があると感じていた方にはおすすめの製品といえるでしょう。

 

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すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。