2019年3月6日 06:15
株式会社ボディワークが運営するリラクゼーションスペース「ラフィネ」の一部店舗にて、快適な“お昼寝”を体験できるという「リラクゼーションパワーナップコース」が3月1日に開始しました。
リラクゼーションパワーナップコースは、ボディワークが開発した眠るための特別リラクゼーション施術と、株式会社エアウィーヴが提供する専用マットレスパッド「エアウィーヴ」を組み合わせることで、質の高いお昼寝ができるというもの。ボディワークとエアウィーヴのコラボにより実現したサービスで、短時間で効果的にリフレッシュできるのが特徴です。職場に仮眠スペースがない方にもお勧めです。
短時間でスッキリしたい方向けの30分コース(仮眠15分)が2160円、目や頭の疲れが溜まっている方向けの45分コース(仮眠30分)が2700円、寝不足が続いている方向けの60分コース(仮眠45分)が3240円です。いずれも施術は15分間で、眠りにいいツボなどを刺激してリラックスしたあとに仮眠を取ります。15分につき540円で仮眠時間の延長も可能です。
実施期間は2019年3月1日~5月31日で、同コースの実施時間は13時~16時です。対象店舗はラフィネプリュス アークヒルズ店、ラフィネ 新東京ビル店、ラフィネ 大手町フィナンシャルシティ店、ラフィネ 大手町ビル店、ラフィネ 東京交通会館店、ラフィネ 成田空港第2ビル搭乗ゲートエリア店、ラフィネプリュス 成田空港第1ビル5階店の7店舗となっています。主に東京のビジネス街を中心に展開しています。
スッキリ起きられそうな30分コースがおすすめ
快眠につながるツボを刺激するというマッサージのデモンストレーションを見た限り、寝落ちは必至だと感じました。ちなみに、15時くらいまでに仮眠を取れば、夜間の睡眠に影響を及ぼしにくく、深い眠りに達する前に起きることで眠気を引きずらずスッキリ目覚められるそうです。
では、夜間の睡眠に影響を与えず、一番スッキリ起きられそうなコースはどれしょうか。
入眠までにかかる時間が5分~10分、眠り始めてから20分程度で深い眠りに入るとされているので、理論上30分コースになります。30分以上眠ると、起床時に「睡眠慣性」と呼ばれるだるさが残りやすくなるのですが、睡眠不足で疲労度が高い場合は、やはり一度しっかり眠りたいという意識も働くでしょう。
45分コースや60分コースは、徹夜や睡眠不足の日が続いていて、どうしても辛いという方向けにあえて用意されているとのことなので、体調と相談して利用しましょう。
お互いの製品・サービスのヘビーユーザーだった!
ボディワークは、リラクゼーションスペース「ラフィネ」、バリ式ヒーリングサロンなど、9つのリラクゼーションブランドを全国500店舗以上展開しています。また、エアウィーヴは高反発マットレスやマットレスパッドの製造販売を手掛ける総合寝具メーカーで、オリンピックでは選手の身体に合ったマットレスパッドを提供していたり、睡眠の研究を行っていることでも知られています。
元々、エアウィーヴ代表取締役会長兼社長の高岡本州氏がラフィネのヘビーユーザーで、ボディワーク代表取締役の清水秀文氏がエアウィーヴのマットレスを愛用していたことが今回のコラボの背景にあったそうです。
高岡氏がお昼時にラフィネを訪れた際、ベッドが空いている時間帯であることが分かり、「だったらパワーナップスペースとして活用してはどうか。スペースシェアリングだ」と思い立ち、エアウィーヴのほうからアプローチしたとのこと。清水氏は「共存共栄という当社の理念にぴったり」として快諾したとのことです。
戦略的なお昼寝がブーム、眠る場所も重要です
近年では、午後の仮眠が仕事のパフォーマンスを上げるとして、注目されています。NASAが実施した研究では、わずか26分の昼寝でパイロットのパフォーマンスが34%、集中力が54%上がったことが今回の発表会でも紹介されました。
企業が社内に仮眠スペースを設けるケースも増えています。米Google社が仮眠マシンを導入しているほか、日本でも三菱地所やヤフーが従業員向けの仮眠スペースを設けています。
公園のベンチや喫茶店の椅子などで居眠りしているビジネスパーソンを見かけることがありますが、最近ではビジネスホテルやカプセルホテル、健康ランド、漫画喫茶などのほか、カフェインが効いてくるころに目覚めてシャキッとしようという「コーヒーナップ」ができる睡眠カフェ、お昼寝もできるヘッドスパなど、仮眠できるスペースは結構存在しています。
いろいろありますが、ビジネスパーソン的には、眠れればどこでもいいわけでもないはず。仮眠のあとには労働が待っていますから、パフォーマンスを意識した場所選びが大切です。
社内に仮眠スペースがない方、人目が気になってオフィスでは仮眠できないという方は、このような施設を積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
アラフィフすずまりの「今日も元気に仕事しよう!」連載記事一覧
- 仕事も眠りも快適に! 騒音だらけの環境をノイキャンヘッドホンが“自分空間”に変えてくれる
- 「Makuake」で見つけた枕のフィット感が絶妙だった
- スマートスピーカーで快眠生活? Google HomeとAmazon Echoのちょっと変わった使い方
- 新iPhoneより先に「Apple Watch Series 4」Cellularモデルをオーダー
- 広がる法人向けの“睡眠ビジネス”!? 1885年創業の老舗企業からスタートアップまで
- カーテンを自動で開閉する「mornin' plus」で快適な朝の快適な目覚めを
- スマホアプリ「Relax Melodies」が仕事にも睡眠にも便利
- ノートPCスタンド+フリップスタンドの合わせ技がすごかった
- アロマディフューザー「AROMASTIC」とノイキャンヘッドホンでノマドはかどる
- 働き方を改善する快眠のための寝具ケア、まさに今の時期に手を打っておくべし
- “夜の家庭内別居”防止に役立つ枕の話、パートナーのいびき軽減にも効果があった!
- 肩こりは“肩甲骨”から? 「肩ストレッチ枕」で就寝中に対策できるかも
- 朝30秒で腰痛対策! やって良かった私流の“お腹ストレッチ”
- 作業しながら肩こり解、マカロンな見た目のワイヤレスマッサージ器「mooyee」
- “日の出”を再現する「光目覚ましinti4」で冬でもスッキリ起床
- 冬の風邪対策には「生活管理温湿度計」が役に立つかも
- 「めぐりズム」で就寝前のリラックス、疲れ目を癒やして寝付きもスムーズに
- 私の足首周りの冷えを止めたエクササイズ
- 「クッションマッサージャ」でピンポイントで凝りをほぐす
- 高反発ウレタンマットレスで快眠! 「スリープマジック」で新生活始めてみた
- 「海外出張中に体調が……」現地へ赴く前に揃えておきたいアイテムたち
- BOSEの睡眠用イヤープラグ「SLEEPBUDS」が旅先で便利かも
- 押し入れに封印していた折り畳みテーブルが本格稼働、仕事の進捗は?
- ティファールの電気ケトル「アプレシア エージー・プラス コントロール」で気持ち良い朝をスタート!
- 女50歳のいびき対策。枕を変えたり口元のエクササイズで改善されるかも
- 4月の「働き方改革関連法」施行も目前、“目覚め方改革”で生産性アップ目指せ!
- “お昼寝提供サービス”がビジネス街の睡眠難民を救う予感!? 会社の昼休みにマッサージ&快眠寝具でリフレッシュ!
- 「Fitbit」が新発売、子どもの睡眠・運動を見守るウェアラブルデバイスが気になる!
- ベッドに入れるだけで睡眠計測、「au HOME」のホームIoT新製品で睡眠の質が変わるかも
- “医療用ベッドの老舗”新発売のスマートベッドがすごかった
- パリ中心部の家電量販店「Forum des Halles」で健康家電・アイテムをチェック
- 天気痛”対策アプリ「頭痛ーる」で体調を崩しやすいタイミングが分かった
- ”ディスプレイ付き”スマートスピーカーならではの便利な使い方
- “お昼寝サービス”で仕事の効率が上がる? ラフィネの「リラクゼーションパワーナップコース」
- 8年使い続けた羽毛布団の”丸洗い”を依頼、業者選びのポイントとクリーニング効果は?
- “超”薄型軽量の貼り付けるノートPCスタンド「MOFT stand」
- バッテリー不要で水蒸気の出ない“Cheero”のアロマディフューザー
- コーヒーを飲み分けて睡眠の質を改善、“ネスカフェ”の「睡眠カフェ」を体験してきました
- 睡眠改善インストラクターが「快適睡眠づくりフェア」に参加して気になったこと
- 振動吸収性のすごい「コアラ・マットレス」、グラスを乗せて飛び跳ねても倒れない使用感をレポート
- 3年間使い続けたマットレスの掃除に挑戦、厄落としをしたような気持ち良さに!
- 最適な枕選びのコツを知ろう、高級枕でも自分に合わないことも
- 日々の行動を1タップで記録、“ライフログ”アプリ「生活管理スタンプ」が便利!
- 女性とがんと睡眠と。考えさせられたイベントがあった
- 梅雨明け後の熱帯夜を少しでも涼しく過ごす方法
- 眠れない原因となる生活習慣をチェックしてみよう
- 「Lenovo」のスマート目覚ましが入眠をサポート、暗闇でも見やすい文字盤も地味に便利
- 江崎グリコの「寝る前の黄金の30分」メソッドでパフォーマンスアップ
- スマホいらず! 深呼吸で眠りにいざなう「Dodow」でいつの間にか寝落ちしてた