自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!
【使いこなし編】第16回
Wi-Fi中継機でエリアを拡張しよう(2)
【Wi-Fi中継機のセットアップ編】
2019年9月9日 06:05
使いこなし編は、まずWi-Fiの電波状況を良くすることにフォーカスしている。自宅Wi-Fiの電波状況を確かめるべく、スマホを使ってヒートマップを作成して、そのウィークポイントがよくわかるようした後、Wi-Fi中継機(エクステンダー)を使ってエリアを補完する作業をしている。
「自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ! 使いこなし編」連載記事一覧
- 第1回:これから、Wi-Fi使いこなし編が始まります!
 - 第2回:Wi-Fi電波の飛びを少しでも改善しよう
 - 第3回:Wi-Fiルーターのアンテナで電波の飛びを改善しよう
 - 第4回:Wi-Fiルーターとスマホで電波の反射効果を実験してみる
 - 第5回:電波の出力は強けりゃイイってもんじゃない。
 - 第6回:Wi-Fiルーターのチャンネル設定をチェック(チャンネル状況確認編)
 - 第7回:Wi-Fiルーターのチャンネル設定をチェック(チャンネル設定編)
 - 第8回:Wi-Fiルーターのチャンネル設定をチェック(Amazon Echoの5GHz帯接続編)
 - 第9回:Wi-Fiルーターのチャンネル設定をチェック(iPhone編)
 - 第10回 Wi-Fiルーターのチャンネル設定をチェック(モバイルWi-Fiルーターでの注意点)
 - 第11回:Wi-Fiの電波の強さを正確に把握しよう(Wi-Fi電波強度の測定)
 - 第12回:Wi-Fiの電波の強さを正確に把握しよう(間取り図の作成)
 - 第13回:Wi-Fiの電波の強さを正確に把握しよう(ヒートマップの作成)
 - 第14回:Wi-Fiの電波の強さを正確に把握しよう(Wi-Fiルーターの位置調整)
 - 第15回:Wi-Fi中継機でエリアを拡張しよう(Wi-Fi中継機の用意)
 - 第16回:Wi-Fi中継機でエリアを拡張しよう(Wi-Fi中継機のセットアップ)
 - 第17回:Wi-Fi中継機でエリアを拡張しよう(Wi-Fi中継機の位置調整)
 - 第18回:メッシュWi-Fiを活用しよう(中継機との違いと選び方)
 - 第19回:メッシュWi-Fiを活用しよう(メッシュWi-Fiをネット回線に接続)
 - 第20回:メッシュWi-Fiを活用しよう(メッシュWi-FiのSSIDを設定)
 - 第21回:メッシュWi-Fiを活用しよう(メッシュWi-Fiにサテライトを追加)
 - 第22回:メッシュWi-Fiを活用しよう(電波エリアはどのくらい広がった?)
 
実際に導入したWi-Fi中継機は、TP-Link製の「RE350」。現行モデルでも同じく、アプリでセットアップできるので参考にして欲しい。
設定には、TP-LinkのWi-Fiルーターを設定できるスマホアプリ「Tether」がそのまま利用できる。もちろんウェブブラウザーで設定画面にアクセスしてセットアップすることも可能だ。
- TP-Link Tether(Google Play)
 - TP-Link Tether(App store)
 
設定自体はWi-Fiルーターとよく似ている。Wi-Fi中継機の初期SSIDに接続し、その後にSSIDを指定してWi-Fiルーターへと接続することで、Wi-Fiを拡張できる。中継機のSSIDをメインのWi-Fiルーターと同一にしておくと、切り替えが不要になるのでオススメだ。設定後にTetherアプリで確認すると、Wi-Fi中継機に接続されているかどうかが確認ができる。
メーカーによって細かな違いはあるが、Wi-Fi中継機をWi-Fiルーターに接続する設定は、おおよそ似たような感じの手順だ。SSIDを同一にしておくコツだけは覚えておくようにしよう。設定後にWi-Fi中継機のエリア内で子機から接続ができれば、問題なく利用できるはずだ。次回からは、中継機の設置場所を微調整して、よりWi-Fi電波を最適化してみたい。
今回の教訓(ポイント)
  Wi-Fi中継機の設定は、中継機の初期SSID選択→Wi-FiルーターのSSID選択→中継機のSSIDを同一に設定の順で行う  
 Wi-Fi中継機のSSIDをルーターと区別して使う手法もある 
「自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!」連載記事一覧
- 第1回:「ギガ」を減らしたくなきゃ、自宅Wi-Fiルーターを使え!
 - 第2回:「Wi-Fiルーター」ってそもそもナニ?
 - 第3回:Wi-Fi速度アップのキモ、複数アンテナを駆使する「MIMO」とは?
 - 第4回:スマホのWi-Fi性能をチェックするには?
 - 第5回:スマホ通信の高速化のためには自宅の回線も「ギガ」に
 - 第6回:Wi-Fiとルーターは別のもの?
 - 第7回:失敗しないWi-Fiルーターの製品選び(1) 国内メーカーと海外メーカー
 - 第8回:失敗しないWi-Fiルーターの製品選び(2) iPhoneユーザーにはApple製品がオススメなの?
 - 第9回:失敗しないWi-Fiルーターの製品選び(3) 高性能Wi-Fiルーターの選択もアリなのか考える
 - 第10回:Wi-Fiルーター開梱の儀
 - 第11回:Wi-Fiルーターをネット回線に接続するときの注意点は?
 - 第12回:とりあえずの初期状態でWi-Fiに繋がってみよう。そのまま使い続けは厳禁
 - 第13回:Wi-Fiルーターでインターネット接続設定をするコツ
 - 第14回:ボタンプッシュを使ったWi-Fi接続設定を使ってみる
 - 第15回:Wi-Fiの「SSID」について少し知っておきたい心がけ
 - 第16回:Wi-Fiの暗号化方式・暗号化キーについて少し勉強しておきたいこと
 - 第17回:Wi-Fiルーターの「IPアドレス」を忘れたら?
 - 第18回:Wi-Fiの「SSID」ネーミングの注意点、周囲に発信しているものだということを意識しよう
 - 第19回:長くランダムなWi-Fi暗号化キーを設定するコツ
 - 第20回:Wi-Fiルーターが壊れたときに役立つ「設定ファイル」の保存方法
 - 第21回:“ギガ”を無駄に減らさない自宅Wi-Fiを活用する設定とは
 - 第22回:新たに設定したWi-Fiルーターにうまく繋がらないときの対処法
 - 第23回:家族のスマホWi-Fi接続を簡単に済ませるとっておきテク
 - 第24回:新しめのiPhoneやiPad、Mac同士なら「Wi-Fiパスワード共有」が簡単
 - 第25回:タッチだけでWi-Fi接続させるNFCタグをAndroidスマホで作ってみた
 - 第26回:2018年夏の良コスパWi-Fi
 - 第27回:Wi-Fiルーター迷ったらコレを選べ! 実売価格1万円前後、2018年夏の“良コスパ”お勧め製品
 - 第28回:Wi-Fiルーター迷ったらコレを選べ! 実売価格7000円以下のお勧め製品
 - 第29回:Wi-Fiルーター接続後に必ずやっておきたいこと
 - 第30回:ファームウェアのアップデートをZIPファイルから行うには
 - 第31回:Wi-Fiルーターの時刻を自動で合わせる
 - 第32回:スマホの時刻を自動で合わせるには
 - 第33回:パソコンの時刻を自動で合わせるには
 - 第34回:もしかして、Wi-Fiが二重ルーター状態になってない?
 - 第35回:Wi-Fiが二重ルーター状態になっているかを確認するツールは?
 - 第36回:Wi-Fiが二重ルーターになっているか、実際の確認方法は?
 - 第37回:二重になったWi-Fiルーターをオフにするには?
 - 第38回:自宅のLANでIPアドレスを固定すると便利な機器は?
 - 第39回:自宅のLANでIPアドレスを固定するマイルールを決めてみる
 - 第40回:ルーターでIPアドレス配布するルールを設定する
 - 第41回:Wi-FiアクセスポイントでIPアドレスを固定して使うには?
 - 第42回:ネット回線が繋がらない! その時の対処法(1):軽微なトラブルは再起動
 - 第43回:ネット回線が繋がらない! その時の対処法(2):回線接続トラブルならサポートを
 - 第44回:ネット回線が繋がらない! その時の対処法(3) 光回線の接続は確実に
 - 第45回:家庭へのWi-Fiルーターの導入まとめ(1)
 - 第46回:家庭へのWi-Fiルーターの導入まとめ(2)
 - 第47回:家庭へのWi-Fiルーターの導入まとめ(3)
 - 第48回:家庭へのWi-Fiルーターの導入まとめ (4)
 
