自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!

【使いこなし編】第16回

Wi-Fi中継機でエリアを拡張しよう(2)

【Wi-Fi中継機のセットアップ編】

 使いこなし編は、まずWi-Fiの電波状況を良くすることにフォーカスしている。自宅Wi-Fiの電波状況を確かめるべく、スマホを使ってヒートマップを作成して、そのウィークポイントがよくわかるようした後、Wi-Fi中継機(エクステンダー)を使ってエリアを補完する作業をしている。

今回はWi-Fiのエリアを補完するWi-Fi中継機を設定していこう

 実際に導入したWi-Fi中継機は、TP-Link製の「RE350」。現行モデルでも同じく、アプリでセットアップできるので参考にして欲しい。

TP-LinkのWi-Fi中継機「RE350」。電源コンセントに直接挿し込む。意外に大きいので、2連の挿し込み口が両方とも塞がってしまう

 設定には、TP-LinkのWi-Fiルーターを設定できるスマホアプリ「Tether」がそのまま利用できる。もちろんウェブブラウザーで設定画面にアクセスしてセットアップすることも可能だ。

 設定自体はWi-Fiルーターとよく似ている。Wi-Fi中継機の初期SSIDに接続し、その後にSSIDを指定してWi-Fiルーターへと接続することで、Wi-Fiを拡張できる。中継機のSSIDをメインのWi-Fiルーターと同一にしておくと、切り替えが不要になるのでオススメだ。設定後にTetherアプリで確認すると、Wi-Fi中継機に接続されているかどうかが確認ができる。

まず、Wi-Fi中継機の初期SSIDに接続する。「〇〇_Extender」と付いていて、周波数帯別にある
スマホアプリ「Tether」に移り、新規にデバイス設定を開始。「レンジエクステンダー」を選ぶ
画面の指示に従って、LEDの点灯状態などをチェックしていく。この画面の後、SSIDへの接続指示が出てくるが、すでに接続済みなのでそのままスキップすればいい
Wi-Fi中継機が見つかったら選択する
初期設定用のログインIDとパスワードは、双方ともに「admin」だ
まず2.4GHz帯のWi-FiルーターのSSIDを選んで暗号化キーを設定。次に5GHz帯でも同様の設定を行う
ホストであるWi-Fiルーターの2.4GHz帯と5GHz帯への接続情報を確認
Wi-Fi中継機のSSIDを設定する。初期値はWi-FiルーターのSSIDに「_EXT」が付けられている
Wi-FiルーターのSSIDと同一にしておくと、Wi-Fi子機から接続先を切り替えずに済むので使いやすい
設定が反映されたら、2.4GHz帯と5GHz帯どちらかの[接続]をタップして繋げる
設定したWi-Fi中継機のホーム画面をTetherで表示したところ。現在は中継機の方に接続していることがわかる
クライアントを選ぶと、中継機に接続しているWi-Fi子機を一覧表示できる

 メーカーによって細かな違いはあるが、Wi-Fi中継機をWi-Fiルーターに接続する設定は、おおよそ似たような感じの手順だ。SSIDを同一にしておくコツだけは覚えておくようにしよう。設定後にWi-Fi中継機のエリア内で子機から接続ができれば、問題なく利用できるはずだ。次回からは、中継機の設置場所を微調整して、よりWi-Fi電波を最適化してみたい。

今回の教訓(ポイント)

Wi-Fi中継機の設定は、中継機の初期SSID選択→Wi-FiルーターのSSID選択→中継機のSSIDを同一に設定の順で行う
Wi-Fi中継機のSSIDをルーターと区別して使う手法もある

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村上 俊一

1965年生まれ。明治大学文学部卒。カメラマン、アメリカ放浪生活、コンピューター雑誌編集者を経て、1995年からIT系フリーライターとして活動。写真編集、音楽制作、DTP、インターネット&ネットワーク活用、無線LAN、スマホ、デジタルガジェット系など、デジタル関連の書籍や雑誌、ウェブ媒体などに多数執筆。楽曲制作、旅行、建築鑑賞、無線、バイク、オープンカー好き。