自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!

【使いこなし編】】第78回

Fire TV StickでXBoxやPS5用のコントローラーを使う

 使いこなし編では、自宅Wi-Fiの電波状況を良くする方法を解説しているが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行から自宅で過ごす時間が増え、僚誌AV Watchの2020年7月14日付記事『有料の動画配信サービス利用率はAmazonが突出。外出自粛で動画視聴大幅増』にもある通り、ネットで自由に映画や番組を楽しめるVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスが人気を集めている。

 そこで、在宅時間の増加から人気のAmazon「Fire TV Stick」を解説している。パッケージには取説が入っていないので、知らないとちょっとハマる部分もある。前半の解説で、Fire TV Stickを5GHz帯の自宅Wi-Fiに接続できている。これからセットアップする人は、そちらから読みはじめてもらいたい。

今回はFire TV StickにXboxやPS5のゲームコントローラーをつなげて遊んでみよう

 前回まではFire TV Stickのリモコンだけでも遊べるゲームタイトルを紹介したが、もう少しシッカリ遊びたい人向けに、今回はゲームコントローラーを接続してみよう。

ゲーム機用のコントローラーで、BluetoothならFire TV Stickにつながる

 実は、かつてはAmazonデバイスとして「Fire TV ゲームコントローラー」なるものが販売されていたが、現在は入手できなくなっている。

 そこで、入手しやすくてオススメなのが、Microsoftのゲーム機「Xbox」シリーズ用のゲームコントローラーだ。現在、「Xbox Series X|S」向けの「Xboxワイヤレス コントローラー」が販売されている。

 筆者が愛用する以下の赤いコントローラーは1つ前のモデルとなるが、左の最新モデルは、左下の方向パッドが十字キーからハイブリッド方向パッドへ変更されたほか、充電ポートがUSB Type-Cになり、中心に「Share」ボタンが新設されている。

 それ以外は、形状や基本的な使い勝手に変更はない。もし、旧モデルが安く手に入る場合には、そちらを選んでもいいだろう。

赤い方が1世代前の「Xboxワイヤレス コントローラー(右)。白い方はPS5用のの「DualSenseワイヤレスコントローラー」。どちらもFire TV Stickに接続して楽しめる
Xboxワイヤレス コントローラーは、単3電池(もしくは専用充電式バッテリー)を入れて利用する

 Fire TV StickとはBluetoothの無線で接続するので、Xboxワイヤレス コントローラー以外のBluetooth接続可能なゲームコントローラーでも構わない。ただし、ボタン操作が全てのコントローラーで対応するとは限らない点には注意が必要だ。

 プレイステーション 4(PS4)用の「DUALSHOCK 4」や、プレイステーション 5(PS5)用の「DualSenseワイヤレスコントローラー」もBluetoothに対応しているので接続が可能だ。

 Xboxワイヤレス コントローラーも、PS5のDualSenseもPCゲームプラットフォームの「Steam」に正式対応している。このため、PCでゲームを楽しむ場合にもバッチリ活用できるし、スマホでも利用可能だ。

 XBoxやPS5のゲーム機本体はなかなか入手困難な状況が続いているが、ゲームコントローラー単体なら入手できないことはない。将来使う予定のゲーム機の対戦用として用意してもいいだろうし、PCでSteamなどで使う用途で持っておいても損はないだろう。

XboxのコントローラーをBluetoothでFire TV Stickにつなぐ

 Xboxワイヤレス コントローラーをFire TV Stickへ接続するには、[設定]画面の[コントローラーとBluetoothデバイス]から、以下の手順のように操作する。コントローラーの接続ボタン「(((」を3秒間ほど長押しすると検出されるようになるので、Fire TV Stick側から選択すればペアリングされる。

Xboxワイヤレス コントローラーをFire TV Stickに接続する方法を解説しよう、まず、Fire TV Stickの[設定]から[コントローラーとBluetoothデバイス]を選ぶ
続けて[新しいゲームコントローラーを追加]を選ぶ
Xboxワイヤレス コントローラーの「Xbox」ボタンを押して電源をオンにし、接続ボタン「(((」を3秒間ほど長押しする。すると「Xbox」ボタンが高速点滅し、Fire TV Stick側で検出可能になる
Fire TV Stick側で、表示されたデバイス名(ここでは[Xbox Wireless Controller])を選択する
無事Xboxワイヤレス コントローラーが接続された。接続が切れても、再度「Xbox」ボタンを押して電源を入れれば再接続される

 接続後は、Fire TV Stickのリモコンのようなメニュー操作もゲームコントローラーで行えるようになる。操作の互換性は高く、電源ボタンの「Xbox」ボタンが「ホーム」、「ビュー」が「戻る」、「メニュー」はそのまま「メニュー」として、それぞれキッチリ機能する。

 ちなみに、プレイステーション用のコントローラーでは、「PS」と「SHARE」ボタンの同時長押しでFire TV Stick側から検出可能になる。DualSenseでの選択ボタンは「□」、「PS」はホームボタンとして動作する。

 これで、コントローラーが必須のゲームタイトルも自由に楽しめるようになる。

あとは、光回線ならクラウドゲームだろうが何だろうが、コントローラー必須のタイトルも自由に楽しめる。画面は「FINALFANTASY XIII」。このような美麗な3Dタイトルも楽しんでみて欲しい(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

 長らく続いたAmazon Fire TV Stickの解説だが、ほぼほぼ活用できていると思うので、これにていったん終わりにしたい。新たな機能などが追加された折には、随時フォローを入れるにようにしたい。

今回の教訓(ポイント)

Fire TV Stickで本格的にゲームを楽しむなら「Xboxワイヤレス コントローラー」がオススメ
ゲームコントローラー必須のタイトルも自由に楽しめるようになる

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村上 俊一

1965年生まれ。明治大学文学部卒。カメラマン、アメリカ放浪生活、コンピューター雑誌編集者を経て、1995年からIT系フリーライターとして活動。写真編集、音楽制作、DTP、インターネット&ネットワーク活用、無線LAN、スマホ、デジタルガジェット系など、デジタル関連の書籍や雑誌、ウェブ媒体などに多数執筆。楽曲制作、旅行、建築鑑賞、無線、バイク、オープンカー好き。