期待のネット新技術
「QSFP-DD MSA」を発展させる「QSFP-DD800」、供給電源など今後に課題も
【光Ethernetの歴史と発展】
2021年4月20日 06:00
Ethernetというか10GBASE-Tに関しては、2017年から【10GBASE-T、ついに普及?】と題し、全11回と番外編2回をお届けした。だが、ツイストペアによる銅配線のEthernetは10GBASE-Tまでで、25/40GBASE-Tはまだまだ実用化には至っていない。
【アクセス回線10Gbpsへの道】とも一部は被るかもしれないが、ここでは光ファイバーを利用する“光Ethernet”を紹介していこう。
「光Ethernetの歴史と発展」記事一覧
- 10BASE-Tと同じ仕組みの光ファイバーで最大2kmを実現「10BASE-F」
- 屈折率で伝送距離が異なる「光ファイバー」の材質と構造
- 最大100Mbpsながら伝送距離の異なる「100BASE-FX」「100BASE-SX」などの各規格
- 実効1Gbpsに到達した「1000BASE-SX/1000BASE-LX/1000BASE-CX」
- 拠点間接続に用いる「1000BASE-X」の各種関連規格
- 低価格な光ファイバーで1Gbpsを実現する車載向けがメインの「GEPOF」
- 10Mbpsの「MII」から1000MbpsのCisco独自規格「SGMII」まで
- 1波長で10Gbps、光源と到達距離の異なる「10GBASE-W/R」の各規格
- 10Gbpsのフレッツ光で使われる「10GBASE-PR」、既存ケーブルを流用できる「10GBASE-LRM」
- XENPAK→X2→XFP→SFP+と移った10GBASEのトランシーバーモジュール規格
- 10Gbpsのシリアル通信規格「XFP」、これを置き換えた「SFP+」
- 10GbEの次は40GbEと100GbE、HSSGによってともに標準化の開始へ
- 最大100Gbps、「IEEE 802.3ba」として標準化された8つの規格
- IEEE 802.3baで定義されたInterconnectとトランシーバー規格
- 100Gbpsで100mを目指す「P802.3bm」、IEEE 802.3baをブラッシュアップ
- 最大100Gbps・100mの「100GBASE-SR4」と40Gbps・40kmの「40GBASE-ER4」
- CFPのサイズ半分、最大200Gbpsの「CFP2」、さらに小型化された「CFP4」
- 40Gbpsの「QSPF+」、50Gbpsの「QSFP56」、112Gbpsの「SFP-DD」「QSFP28」
- 25Gbps×4で100Gbps、光Ethernet第2世代「IEEE 802.3bm-2015」の各規格が標準化
- 50Gbpsに対応する5つの規格「50GBASE-KR/CR/SR/FR/LR」
- 「25G PAM-4」で100/200Gbpsを実現する7規格と、SMF1対で100Gbpsの「100G PAM-4」
- 25Gbps×8の「200GBASE-R」では4つのモジュール規格が乱立
- 最大400Gbpsを実現する2つのモジュール規格「OSFP」「CDFP」
- 1レーン50Gbpsで最大400Gbpsを実現する「P802.3bs」
- レーンあたり50/25Gbpsで400Gbpsを実現する「IEEE 802.3bs」の各規格
- 53.125Gの「PAM-4」を4対束ねた「PSM4」で最大400Gbps「400GBASE-DR4」
- アクセス回線向けの光ファイバー規格「IEEE P802.3cp/P802.3cs/P802.3ct」
- 位相変調した光信号を復号するコヒーレント光、波長分離多重の「DWDM」併用の「400ZR」
- 「100GBASE-ZR」を残し「IEEE P802.3ct」から「400GBASE-ZR」を分割
- 1対のMMFで100Gbpsを目指す「IEEE P802.3db」
- IEEE標準ではない光Ethernetの各規格、100G/400G/800Gですでに登場
- SWDMを用いた100/40Gbpsの「100G-SWDM4-MSA」と「40G-SWDM4-MSA」
- 「100GBASE-LR4」と「100GBASE-SR10」の間を埋める最大100Gbpsの「100G PSM4 MSA」
- SMF1本で25Gbps×4の100Gbpsを実現、到達距離2kmの「CWDM4 MSA」、40kmの「4WDM MSA」
- 100Gbpsで10/20/40kmの到達距離を狙った「100G 4WDM-10/20/40」
- 「100G PAM-4」で最大100Gbps、到達距離2kmの「100G-FR」と10kmの「100G-LR」
- SMF1対で100Gbpsの「100G LR1-20/ER1-30/ER1-40」、4本束ねて400Gbpsの「400G-FR」
- 最大400Gbps、到達距離2kmの「400G-FR4」と到達距離10kmの「400G-LR4-10」
- 最大100Gbpsで250kmを伝送可能な「MSA-100GLH」、巨大なサイズと消費電力で採用進まず
- 最大400Gbps、到達距離10kmの「CWDM8」、8×50G NRZの採用で低コストと低電力を実現
- 400Gbpsで到達距離2kmと10kmの「CWDM8 2km/10km」、低OH濃度SMFの採用で損失を抑える
- 400Gを光ファイバー1本で双方向通信する「400G BiDi MSA」、「400GBASE-SR8」を先行規格化
- 50Gが8対で400Gbpsの「400G-BD4.2」、消費電力増や高コストが課題に
- IEEE「400GBASE-SR4.2」は先行した「400G-BD4.2」と相互互換性を確保
- 高コストで普及に至らない「400GBASE-SR8」と、さらに高価な「400GBASE-SR4.2」
- 最大800Gbpsの100G PAM-4 PHY、ベンダー各社がサポート、受発光素子普及のカギは940nm?
- ETCがリリースした「800G Ethernet」の仕様は400Gを2つ並べる構造に
- 「QSFP-DD MSA」を発展させる「QSFP-DD800」、供給電源など今後に課題も
- 最大800Gbpsを目指す「800G Pluggable MSA」、3つの変調方式を採用
- 高帯域と低レイテンシーの一方で到達距離は限界へ、800Gへ想定される4つのシナリオ
- PSM4とCWDM4で1.6Tb/secを実現し、到達距離も延長「800G Pluggable MSA」
- 800G Ethernetに関連、OSFP MSAと2つのIEEEの動向
- 800Gの本命「IEEE 802.3 Beyond 400 Gb/s Ethernet」、100/200Gの信号で800G/1.6Tを実現
- 200G×8の1.6Tbps、×4の800Gbpsでの転送実現は2023年?
- 100Gが8対の「800GBASE-VR8/SR8」が仕様に追加、BERの目標値決定にはさらなる情報が必須
- 200GにおけるElectricalインターフェースを検討、通信に必要な消費電力は半減へ
- Beyond 400 Gb/s EthernetにおけるOTNサポートは4月の投票でいったん否決
- 1.0E10年のMTTFPAを維持、1.0E-14のBER Targetには高コストなFECが必要に
- FacebookやMicrosoftのDC事業者が先行、Beyond 400G Study Groupは800Gと同時に1.6Tの標準化を主張
- 200Gの光伝送は技術的に実現可能、一定の損失を前提にすれば現実的なPAM6の検討も?
- 800Gb/sと同時に1.6Tb/s Ethernet仕様も策定へ 200Gb/sレーンの製品出荷は2027年頃?
- 到達距離10kmの「800G-LR」に向け、Coherent-Lite方式を検討を求めるGoogle
- 200Gのシリアルと800GのWDM、どっちが先に100万ポート出荷を実現できるのか?
- 400・200Gb/sのサポートなど、2021年7月ミーティングへの投票は可決が多数
- 800Gで10kmの到達距離を実現する「800Gbps/10km Reach SMF」の4案
- 800Gで到達距離40kmを目指す「ER8」、MZMを採用し、400G向けDSPを2つ並列
- 銅配線での8レーン800Gが規格化、レーンあたり200Gも実現へ?
- 「IEEE P802.3df」のPAR分割に向けた動き、作業効率化の一方で異論も?
- 800G実現に向け、PDM-32QAMで96G/192GBaudとPDM-16QAMで120G/240GBaudをリストアップ
- これまでの光Ethernet規格振り返りと、「40GBASE-FR」をめぐる議論の経緯
- 「IEEE 802.3cn-2019」は若干のパラメーター変更のみ、「100GBASE-AR/400GBASE-AR」は現時点で幻に
- 「100GBASE-AR」と「400GBASE-AR」は「IEEE P802.3cw」に、PMDの仕様を定義して2023年中ごろに標準化?
- 到達距離500mの「CWDM4-OCP-100G」、低価格な100G Ethernet規格として広く流通し始める
後方互換性を維持した「QSFP-DD MSA」の発展型「QSFP-DD800」
前回の「ETC(Ethernet Technology Consortium)」に引き続き、今回は2019年9月に結成された「QSFP-DD800 MSA Group」について。PromotorはBroadcom、Cisco、Finisar、Intel、Juniper Networks、Marvell、Molex、Samtecの8社である。
さて、このQSFP-DD800 MSAは、言ってみればQSFP-DD MSAの発展型である。QSFP-DD MSAについては、『25Gbps×8の「200GBASE-R」で「CFP8」「QSFP-DD」「OSFP」「CDFP」のモジュール規格が乱立』で説明したが、そのQSFP-DD MSAのPromotor6社とContributor2社(厳密に言えばQSFP-DDにはMarvellは含まれていないが、そのMarvellに買収されたCavium Inc.がContributorとして参加していた)で結成されたのがQSFP-DD800である。現時点ではまだメンバー企業は先の8社に留まるが、これは800G Moduleの市場投入が現実的になれば増えるものと思われる。
QSFP-DD800の目的は、QSFP-DDとの後方互換性を維持しつつ、800G Transceiverに耐えるモジュール仕様を策定することである。QSFP-DD800 MSAは結成後直ちに仕様策定作業に入っており、「QSFP‐DD800 Specification Rev 1.0」を2020年3月にリリースしている。
面白いのは、QSFP-DD MSAとQSFP-DD800 MSAは、よく似たというか、基本同じ発想で開発された規格ではあるものの、一応公式には別のMSAである。ところがSpecificationのタイトルは"QSFP-DD Specification : QSFP-DD specification for 800G operation"となっていて、一体どっちのMSAに属する仕様なんだ? と聞きたくなる。つまりはそのくらい、QSFP-DD MSAとQSFP-DD800 MSAは近い存在にあるということなのだろう。
100Gbps×8の信号を通す800G Transceiver向け規格まずはモジュールとコネクタ、PCBの機械的形状のみを規定
さて、そのQSFP-DD800がSpecificationでカバーする範囲は、モジュールとコネクタ、およびそれを接続するPCBの機械的形状「だけ」である。もちろん、800G Transceiver向けの規格なので、トータルで800Gbpsを通せることを前提として、具体的にはホストとの電気的なコネクタに100Gbps(正確に書けば112Gbps)×8の信号を通すことを想定してはいるが、その112Gbpsの信号についてNRZかPAM-4かなどは一切規定されていない。
そこでSpecificationの目次を比較してみよう。QSFP-DDのときは以下のように7章立ての上にAppendix A~Cで合計84ページだった。
- Scope
- Reference
- Introduction
- Electrical Specification and Management Interface Timing
- Optical Port Mapping and Optical Interfaces
- Mechanical and Board Definition
- QSFP-D Module Environmental and Thermal Requirements
これに対してQSFP-DD800は4章しかなく、トータルでもわずか20ページである。要するにQSFP-DDの4・5章に当たるものはそもそもまだ記述ができないので全てすっ飛ばした、という感じだろうか。
- Scope
- Introduction
- Mechanical and Board Definition
- Informative Annex - Optimal Heat Sink and EMI Solutions
もっともこのあたり、Specificationの表紙に"It is intended to be added as an additional section to the QSFP‐DD Hardware Specification."(この仕様書の内容は、QSFP-DDのHardware Specificationに追加される章になることを想定している)と書いてあるあたり、すっ飛ばすのも無理ないところか。
それにしても、Electrical Specificationを省いていい(QSFP-DDのまま800Gが扱える)わけではないのだが、ここは将来、800G Ethernetの規格がもう少し具体的に定まったタイミングで、これを扱うための電気的仕様を追加する、という意図なのだと思う。
実際、Change Historyが現状はRevision 1.0のみだが、表そのものにはRevision 5.0までのスペースが用意され、"Changes"(変更箇所)もRevision 2.0/3.0は"Second public release"/"Third public release"となっているあたり、将来追加する気満々である。
逆に言えばこのタイミングで、しかも機械的仕様のみを出してきたというのは、いずれ登場するであろう800G Transceiver Moduleのマーケットを掴むため、早期から手を打ったというあたりではないかと思う。もっとも、800Gに関しては、「そもそもモジュールになるのか?」という議論もあったりするのだが、これはいずれ解説したいが、果たしてこの皮算用が上手く行くのかはよく分からない。
2基縦積みの上側配線を除き、QSFP-DDモジュールとほぼ同じ。懸念は供給電源量
それはともかく、その仕様を簡単に説明すると、見かけを見る限り今のQSFP-DDモジュールと大きく変わらないことが想定されているようだ。
モジュールの機械的形状は以下の左で、これはQSFP-DD Pluggable ModuleのType-2(以下右)と同じとなっている。後方互換性に関してはQSFP-DDモジュールをQSFP-DD800コネクタに装着した場合、及びQSFP-DD800モジュールをQSFP-DDコネクタに装着した場合のどちらのケースでも400Gbpsで通信できることを目指しているようなので、物理的形状が異なるのは当然まずいだろう。
それにしても、800GのしかもCopperがPower Class 1(=Max Power 1.5W)で動くというのは、いくら何でもあり得ないだろうとは思うのだが、Specificationとしては、これも網羅しておかないとまずい、という判断なのだろう。
一方のコネクタ、正確にはコネクタ/ケージ側は、QSFP-DDのときと同様に、モジュール1基の場合と縦積みで2基の場合が想定されている。問題はこの2基積みのケースだ。
1基と2基積みの下側に関しては、QSFP-DDと同じ仕様で行けるとしており、実際に1基の場合は"The 1x1 mechanical outline for the 100Gb/s connector/cage for QSFP-DD800 will be identical to the QSFP-DD 1x1 connector/cage."となっている。
"is identical"ではなく"will be identical"なあたりがやや心配(というか、なぜこんなに弱気なんだろうと思うが、おそらく仕様策定にあたって電気的なシミュレーションを行っておらず、"is identical"とまで言い切れないのではないかと筆者は疑っている)ではある。
2基積みでも下側のコネクタはやはりQSFP-DDと同じなのだが、問題は上側だ。右はQSFP-DDの場合の2基積みコネクタの例だが、下側のコネクタはすぐ真下のプリント基板に接続できる。ところが上側のコネクタは基板から10mmほど垂直に配線を引き上げなければいけない。
それでもQSFP-DDでは、これで50G×8の信号が通せるめどが立ったということで規格化されたが、100G×8はさすがに無理という判断があったようだ(これはまあ納得できる)。そこで、QSFP-DD800では上側のコネクタについて、以下のようにそこから直接配線を引っ張り出すという、なかなか強烈な実装を行うこととなった。
今のところ大きく異なるのは、この2段積みケージのコネクタだけで、ほかはQSFP-DDとほぼ同じ、というのがQSFP-DD800である。それでもInformative Annexとして、ヒートシンクの情報や、EMI対策としてのクリップ(シールドケージとモジュールの密着度を上げることでEMIを効果的に減らそう、という意図の模様。ただ着脱が面倒にならないだろうか?)などが定義されている。だが、これらはオプション扱いで、まだ今後変わっていくだろう。
最大の疑問は、「本当に電源が足りるの?」という点だ。以前も書いたがQSFP-DDは電源ピンが6本で、最大供給電力はClass 7で14Wでしかない。これで800Gを送受信するのは、かなり厳しそうに思える。
また。QSFP-DD800のFAQによれば"In addition, changes are anticipated to the specification in the areas of thermal performance up to 24 watts, and more detailed EMI improvements.(加えて24Wまでの熱性能や、より詳細なEMIの改善など、仕様の変更が予定されています)"とはあるが、24Wを6本の電源ピン(3.3V)で供給しようとすれば、ピンあたり1.2Aほどとなるので、ちょっと厳しいところだ。。
まさか、電源電圧を今さら5Vにするわけにも行かないだろうし(5Vにしてもまだ0.8A流れるのでちょっと怖い)、ひょっとすると後方互換性を保ちつつ電源/GNDピンを増やすつもりだろうか? このあたりは今後仕様がアップデートされるのを待たないと、判明しない部分である。
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