自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!

【使いこなし編】第70回

Fire TV Stickでスクリーンセーバーに表示する写真をAmazon Photosへ保存

 使いこなし編では、自宅Wi-Fiの電波状況を良くする方法を解説しているが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行から自宅で過ごす時間が増え、僚誌AV Watchの7月14日付記事『有料の動画配信サービス利用率はAmazonが突出。外出自粛で動画視聴大幅増』にもある通り、ネットで自由に映画や番組を楽しめるVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスが人気を集めている。

 そこで、在宅時間の増加から人気のAmazon「Fire TV Stick」を解説している。パッケージには取説が入っていないので、知らないとちょっとハマる部分もある。前半の解説で、Fire TV Stickを5GHz帯の自宅Wi-Fiに接続できている。これからセットアップする人は、そちらから読みはじめてもらいたい。

今回からは、撮影した写真をFire TV Stickでスクリーンセーバー機能を使って表示させてみる

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Fire TV Stickのスクリーンセーバー機能を使いこなそう!

 今回からは、Fire TV Stickのスクリーンセーバー機能をもっと使いこなしていきたい。同時に、無料での写真のアップロード保存が5月で終了してしまう[*1]「Googleフォト」から、画像データを「Amazon Photos(フォト)」へ転送する方法も実践してみよう。

[*1]……2021年5月までは、スマホからの保存画質をオリジナルではなく「高画質(1600万画素以下に縮小し圧縮した画質設定)」にすれば、無制限でGoogleフォトに写真をアップロード可能だった。5月までにアップロードした分は容量には加算されないが、6月以降は全てのアップロードが容量に加算され、無料の保存容量は15GBまでなので注意しよう

 もちろん、Googleフォトのまま月額250円払って100GBの容量を追加すれば、そのままの使い方でしばらくは使い続けられる。ただ、現在Fire TV Stickを使いまくっていて、「Amazonプライム」に加入中なら、容量無制限で使えるAmazon Photos[*2]を活用した方が節約になる。写真をたくさんバックアップしておきたいなら、こちらがお勧めだ。

[*2]……Amazonプライムに加入中なら、写真はサイズやRAWなどの形式を問わず容量制限はなく、全て非圧縮で無制限に保存が可能。ただし、動画には最大5GBという制限がある

 スクリーンセーバーが初期設定のままでも「Amazonコレクション」と呼ばれる美麗な風景写真が表示されるので、目にしている人も多いだろう。このスクリーンセーバーに表示する写真にはAmazon Photosのアルバムが設定できる。部屋の中で自分のお気に入り写真をパネルを飾ってるかのように楽しめるので、ぜひ設定してみて欲しい。

 「Amazon Photos」アプリをスマホへインストールして設定しておけば、撮影した写真を自動でアップロードできる。その中からお気に入りのカットを、スクリーンセーバーとして表示するように設定したアルバムへと登録すればいい。

 なお、このAmazon Photosのスクリーンセーバーは、Fire TV Stickだけでなく「Echo Show」シリーズでも設定可能だ。

「Amazon Photos」アプリへの初回ログイン時の画面。[自動保存]をオンにすれば、撮影した写真が自動でアップロードされる。[モバイルデータ]をオフにするとWi-Fi接続時のみ自動保存される
写真のバックアップ中。夜間寝ている間だけにアップロードする「オーバーナイトモード」という機能もある
最初の画面で設定をしなくとも、[その他]タブから[設定]>[アップロード]で[自動保存]をオンに設定できる
アップロードする写真を個別に指定したい場合は、[その他]タブの[写真とビデオをアップロードする]をタップ
[カメラ]をタップし、アップロードしたい写真をタップしてチェックを付け、[アップロード]を選ぶ
アップロード後の[写真]タブ。このような感じで写真を検索できる
下部のメニューから[アルバム]タブを表示して、「アルバムを作成」か右上の「+」をタップし、Fire TV Stickのスクリーンセーバーに表示するアルバムを作成
アルバム名を入力する
アルバムへ登録したい写真を追加
アルバムが作成される。右上の「…」から[アルバムに追加]を選ぶと、さらに写真を追加できる
ちなみにPCのウェブブラウザーで「Amazon Photos」へログインすると、このように見える。アルバムはリンクを共有可能だ

 これでAmazon Photosにアルバムを作成できたので、作成したアルバムをFire TV Stickでスクリーンセーバーに指定すればいいのだが、次回はその前に、Googleフォトの写真をダウンロードしてみよう。

 スマホに保存した写真だけで使うなら今回の手順で問題ないが、スマホには残っていない古い写真をAmazon Photosへ移行したいときには、元の写真を全て転送した方がいいだろう。

今回の教訓(ポイント)

Amazonプライムへの加入で写真を無制限にAmazon Photosへ保存できる
保存した写真はFire TV Stickのスクリーンセーバーに表示できる

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村上 俊一

1965年生まれ。明治大学文学部卒。カメラマン、アメリカ放浪生活、コンピューター雑誌編集者を経て、1995年からIT系フリーライターとして活動。写真編集、音楽制作、DTP、インターネット&ネットワーク活用、無線LAN、スマホ、デジタルガジェット系など、デジタル関連の書籍や雑誌、ウェブ媒体などに多数執筆。楽曲制作、旅行、建築鑑賞、無線、バイク、オープンカー好き。