自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!

【使いこなし編】第40回

Amazon「Fire TV Stick」の便利なリモコンアプリ設定

 使いこなし編では、自宅Wi-Fiの電波状況を良くする方法を解説しているが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行から自宅で過ごす時間が増え、僚誌AV Watchの7月14日付記事『有料の動画配信サービス利用率はAmazonが突出。外出自粛で動画視聴大幅増』にもある通り、ネットで自由に映画や番組を楽しめるVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスが人気を集めている。

 そこで、在宅時間の増加から人気のAmazon「Fire TV Stick」を解説している。パッケージには取説が入っていないので、知らないとちょっとハマる部分もある。

「Fire TV Stick」をWi-Fiに接続する設定は完了。今回はちょっと便利なリモコンアプリを設定しよう

 前回までで、Fire TV Stickを5GHz帯でWi-Fiに接続して、動画の視聴ができているはずだ。今回からは、Fire TV Stickをさらに便利に使いこなす方法を解説していこう。

 Fire TV Stickには専用のリモコンが付属しているが、スマホで同じ操作ができる“リモコンアプリ”(正式なアプリ名は「Amazon Fire TV」だが、混乱するのでここではこう呼ぼう)がある。利用するアプリの検索や管理の際に、テキスト入力がラクになるので、ぜひ使ってみよう。

 コンテンツの検索には音声入力が手軽で簡単だが、文字入力の方が的確で速いケースもあるので、うまく使い分けて欲しい。なお、スマホには当然ながら赤外線がないので、スマホのアプリからはテレビの電源と音量はコントロールできない。

 インストールしたアプリを起動すると、同一LAN内にあるセットアップ済みのFire TV Stickが表示されるはずだ。選択してログインすると、ペアリング用の数字4桁が表示されるので、アプリへ入力すると登録される。

Amazon Fire TVアプリ起動直後の画面。セットアップ済みのFire TV Stickが表示される
アカウントでのサインインを確認
Fire TV Stickの画面に4桁のコードが表示される
4桁のコードをアプリに入力する
これがリモコンアプリの画面。付属リモコンと併用して使える

 リモコンアプリで便利なのは、使い慣れたスマホで文字が入力できることだ。ホーム画面のメニューで1つ左を選択して[検索]画面を表示したら、下ボタンを押してキー部分にカーソルを持っていく。こうすると、スマホからの文字入力が可能になる。

 文字を入力していくと、予測変換の候補が表示される。これを下ボタンで選択すると、検索が行われる。

ホーム画面で左にある検索を選ぶ
リモコンアプリで文字入力中の画面
文字を入力したら、スマホの画面で[←(iOSは戻るボタン)]を押してカーソルキーを表示し、予測変換候補を選ぶ。マイクアイコンからは音声入力も可能
文字入力後にFire TV Stickの画面には予測変換候補が表示される。スマホからだと文字入力や漢字変換がラクだ
コンテンツが検索される

 文字入力による検索は、ウェブブラウザーでも便利だ。Fire TV Stickでは、Amazonの提供する「Silk Browser」と「Firefox」が利用可能だ。好みで選んで欲しいが、ここではSilk Browserを使ってみよう。

ホーム画面の[アプリ]にある[ブラウザ]から、2種類のウェブブラウザーをインストールできる
「Silk Browser」を起動したところ。設定のため下にスクロールする

 初期設定では検索エンジンが「Bing」になっている。これをGoogleに変更してみよう。

[設定]を選ぶ
[詳細設定]を選ぶ
[検索エンジン]を選ぶ
[Google]を選択。もちろん好みで決めてもらってOK[*1]

[*1]……GoogleとYahoo! JAPAN(Googleの検索技術を活用)はご存じかと思うが、「Bing」はMicrosoftが提供する検索エンジン、「百度(バイドゥ)」は中国向け、「DuckDuckGo」は個人情報の収集を一切しないプライバシーを重視した検索エンジンだ

 設定を変更した後、実際にGoogleで検索が行われるかを確認してみよう。

右側にスマホ画面を重ねてみた。複雑な文字列でもスマホなら入力が簡単
Googleでの検索結果が表示される
リモコンの音声入力(Alexa)ボタンで発声して認識させるとこんな感じ
この場合、まずコンテンツの検索結果が表示され、下の[アプリ内を検索]でSilk Browserを選ぶとウェブブラウザーでの検索結果がされる

 大きなテレビ画面で文字情報を検索するのも、意外と便利だ。アプリを終了させたいときは、リモコンの「戻る」ボタンで初期画面へと戻り、さらに「戻る」ボタン押して終了しよう。

今回の教訓(ポイント)

Fire TV Stickは、スマホのリモコンアプリを活用すると文字入力がラク
ウェブブラウザーで文字検索するときにとても便利

「自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ! 使いこなし編」連載記事一覧

「自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!」連載記事一覧

村上 俊一

1965年生まれ。明治大学文学部卒。カメラマン、アメリカ放浪生活、コンピューター雑誌編集者を経て、1995年からIT系フリーライターとして活動。写真編集、音楽制作、DTP、インターネット&ネットワーク活用、無線LAN、スマホ、デジタルガジェット系など、デジタル関連の書籍や雑誌、ウェブ媒体などに多数執筆。楽曲制作、旅行、建築鑑賞、無線、バイク、オープンカー好き。