Fire TV Cube付属のリモコンに代えて、多機能な「Alexa対応音声認識リモコン Pro」を登録しよう

今回は「Alexa対応音声認識リモコンPro」のペアリングを行ってみる

　本コーナーでは第130回から、Amazonの「Fire TV Cube（第3世代）」の使いこなしを紹介しており、前回は、Fire TVシリーズで使える別売りの多機能リモコン「Alexa対応音声認識リモコンPro」を紹介した。今回は、このリモコンProをCubeに登録して、使えるようにしよう。

　Fire TVシリーズでは、対応するリモコンを登録（ペアリング）して利用する。初回のセットアップでリモコンがないと操作できないため、標準で付属しているリモコンが、すでに登録済みのはずだ。2本目にリモコンProを追加すると、1台のFire TVシリーズを両方のリモコンで操作できる状態になる。

　リモコンProを登録後、前に使っていたリモコンが不要なら、登録の解除も可能だ。登録したリモコンが1本の状態だと解除できないが、複数本を登録すると、解除可能になる。

ペアリングする「Alexa対応音声認識リモコンPro」

Cube新しくリモコンを追加する

　Cubeに新たにリモコンProを登録するのは、Cubeの設定にある［コントローラーとBluetoothデバイス］の［Amazon Fire TVリモコン］から、［新しいリモコンを追加］を選択して行う。

リモコンProの追加は、設定にある［コントローラーとBluetoothデバイス］から始める

［Amazon Fire TVリモコン］を選ぶ

［新しいリモコンを追加］を選択

　リモコンをCubeにペアリングする操作では、少しだけややこしいのだが、まず新しいリモコンのリモコンProでホームボタンを長押しし、ペアリングモードにする。リモコンProがペアリングモードに入るとLEDが点滅するので、この点滅を確認しよう。

　Cube本体がリモコンProを認識して画面に［Fire TVリモコン］が表示されたら、これまで使っていた古いリモコンの選択ボタンを（Cube側の操作のために）押して、本体側のペアリングを確定させる。このタイミングで、間違えて新たにペアリングするリモコンProを操作してしまいがちなのだが、古いリモコン側を操作する必要があるので、間違えないようにしてほしい。

　これでリモコンProの登録が完了し、2つのリモコンどちらでも操作ができる状態になるはずだ。

新しいリモコンのリモコンProでホームボタンを長押しする

［Fire TVリモコン（ペアリング可能）］と表示されたら、古い標準リモコンの選択ボタンでペアリングを確定させる

新機能の告知が表示される。QRコードはAlexaアプリへのリンク。そのまま［OK］で進める

［Alexa対応音声認識リモコンPro］として登録されるはず。アップデートがあるので、そのまま選択ボタンを押す

［次へ］でアップデータを適用しておこう

古いリモコンが不要の場合は解除しておく

　リモコンを複数登録した後に、これまで使っていたリモコンを使わない場合には、続けて解除の操作をしよう。

　ペアリング解除の操作は、新しく登録したリモコン（ここではリモコンPro）で行う。解除する古いリモコンでも設定画面の表示までは操作できるが、最終的に解除操作はできないので注意しよう。

　設定の［コントローラーとBluetoothデバイス］の［Amazon Fire TVリモコン］にて各リモコンの状態を表示させた状態にして、ペアリングを解除したいリモコンの［≡］を押し、続けて選択ボタンを押すことでペアリング解除が完了する。解除後には電池を抜いておくことを忘れないように。電池を長期入れっぱなしにしておくと、液漏れする可能性がある。

　ほかに「Amazon Fire TV」というリモコン代わりになるアプリも用意されていて、これは本連載の第40回にて実践している。アプリはスマホで操作するため文字入力がラクなのが利点だ。リモコンProと使い分けてもいいだろう。

設定の［コントローラーとBluetoothデバイス］の［Amazon Fire TVリモコン］を表示すると、2つのリモコンが登録されていることが分かる。［Amazon Fire TVリモコン］はCube標準付属の方。不要なら［≡］ボタンに続けて選択ボタンを押すことでペアリングを解除する

　次回は、カスタムボタンの登録を設定して、実際に使ってみよう。

今回の教訓（ポイント）

「Alexa対応音声認識リモコンPro」はペアリングで追加して使う
追加時に新旧リモコンを操作する必要があるので間違えないようにしよう