Fire TV Cubeで好きなアプリをカンタン起動！ 「Alexa対応音声認識リモコン Pro」のカスタムボタンを設定する

今回は「Alexa対応音声認識リモコンPro」のカスタムボタンを実際に使ってみる

　Amazonの「Fire TV Cube（第3世代）」と「Alexa対応音声認識リモコンPro」のペアリングを前回行ったが、今回は、このリモコンProの機能を試していく。最大の特徴と言えるのが2つ用意されたカスタムボタン（［1］［2］と記された丸いボタン）で、これに任意の機能を設定できる。よく使うアプリを、ボタン1つで起動できるようにしてみよう。

　本コーナーでは第130回から、Fire TV Cube（第3世代）の使いこなしを紹介している。第155回からは、同じく多機能リモコンの「Alexa対応音声認識リモコンPro」を紹介しているが、前回ペアリングを完了し、今回からは実践編だ。

Alexa対応音声認識リモコンPro

左が新しいリモコンProのカスタムボタン。右の標準付属のリモコンにはない

リモコンを動かすと自照式ボタンが光って見やすい

Fire TV Cubeの設定画面で機能を割り当てる

　カスタムボタンへの機能登録はペアリングと同じ設定項目で、Cubeの設定にある［コントローラーとBluetoothデバイス］の［Amazon Fire TVリモコン］から、登録したリモコンProを選択して行う。

　この設定の面白いところは、現在人気の機能や、これまでよく使っていた機能を自動でおすすめしてくれるところだ。そのため、設定を開くたびに異なるお勧め機能が表示される。おすすめ以外は「マイアプリ」と「その他の操作」から選ぶことができる。

　「マイアプリ」はインストールしているアプリが表示され、「その他の操作」では、「番組表を開く／ウォッチリストを開く／通知を開く／マイコンテンツを開く／プロフィールを開く（プロフィール選択画面）／ミュージック（Amazonミュージック）を開く／写真（Amazonフォト）を開く／最近のアイテムを開く」といった操作が選択肢となる。

設定から［コントローラーとBluetoothデバイス］-［Amazon Fire TVリモコン］で、登録したリモコンProを選択。前回記事にて、登録で設定した箇所と同じだ

割り当てたいカスタムボタンの番号を選択する

まずは最近使ったAlexaのコマンドなどのおすすめが表示される。この画面に表示されているのは、連載で使ったRingのカメラを表示するコマンド

下にスクロールしていくと［マイアプリ］と［その他の操作］から選ぶことができる

［マイアプリ］を選ぶと、インストールしている任意のアプリを起動するようにできる

［その他の操作］では、アプリの起動以外の各種操作を選択する

設定完了。画面に何を設定したかが画面右下に表示される

リモコンProのボタンを直接押す／長押しで簡単に設定可能

　上記の手順が基本だが、より簡単に設定したいなら、とにかくカスタムボタンを押してみると、その操作からでも設定が行える。すでに機能を設定済みの場合でも、長押しすれば設定をやり直せる。

未設定のカスタムボタンを押すと、このような画面が表示されるので［ショートカットを設定］を選択

ホーム画面になり、右にメニューが表示される。項目は上記と同じなので、参考に設定してほしい

　ほかにも、リモコンProに用意されているBluetoothヘッドフォンのペアリング用ボタンを押すことで、いつでもBluetoothのペアリング用メニューが画面右に表示され、そこからペアリングが行える。

　すでにペアリングして電源が入っているヘッドフォンがある場合は、リストから選択してすぐに接続可能だ。ヘッドフォンを別の機器に接続し直したい場合などには、接続中に選択ボタンを押すと接続が解除されるので、別の機器に接続できるようになる。

リモコンProに付いたBluetoothペアリングボタン

ボタンを押すとこのようなBluetoothのペアリング用メニューが表示される。新たなペアリングもここから可能

すでにペアリング済みのヘッドフォンは選択するだけで再接続される

接続を切りたいときは、接続中のヘッドフォンを選び選択ボタンを押すと接続解除される

今回の教訓（ポイント）

「Alexa対応音声認識リモコンPro」のカスタムボタンはアプリを自由に設定可能
Bluetoothペアリングボタンは積極的に使うと便利