自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!

【使いこなし編】第83回

PS5リモートプレイでスマホから遊ぶ

 連載の使いこなし編では、自宅Wi-Fiの電波状況を良くする方法を解説しているが、やはり自宅で過ごす時間が増え、ゲームはもとより自宅でできるエンタメ系が人気のようだ。本連載ではしばらくの間、ソニー「プレイステーション 5(PS5)」を自宅Wi-Fiへつなげて活用する方法を紹介していこう。

 PS5が発売されたのは2020年11月になるが、いまだに品薄状態が続いていて抽選販売が主だ。とはいえ、以前よりは入手しやすくなってきているようで、ようやく当選して、わが家にもやってきた。

PS5をスマホから自宅Wi-Fi内ならどこにいてもリモートプレイができるように設定してみよう

 前回までに、PS5の本体側でリモートプレイの準備をした。今回はスマホからPS5にリモートプレイで接続する。PS5は電源を入れておくか、レストモードにしておく。電源オフの状態では、つながらないので注意しよう。

PS5のリモートプレイは、Wi-Fiエリア内ならどこでもゲームが楽しめて快適

コントローラーとスマホでつないでおく

 その前に、PS5付属の「DualSenseワイヤレスコントローラー」やPS4の「DUALSHOCK4」をBluetoothでスマホとペアリングしておこう。

 iPhoneやiPadの場合には、iOS/iPadOS 14.5以上であればDualSenseでのリモートプレイに対応している。Androidではまだアプリの「PS Remote Play」がDualSenseへ対応しておらず、PS4付属の「DUALSHOCK 4」だけの対応となっているので注意して欲しい。

 スマホとコントローラーの接続自体は可能なので、アプリのアップデートに期待したいところ。ということで、PS5付属のDualSenseワイヤレスコントローラーでリモートプレイするなら、アップル製品がオススメとなる。今回はiOS 14.6のiPhone 12 miniを使って試している。

 ペアリング自体に難しいことはなく、DualSenseのプレイヤーランプ(タッチパッド下にある中央部分)が消えていることを確認し、「PS」ボタンと左上のクリエイト(DUALSHOCK 4ではShare)ボタンを長押しすればライトバー(タッチパッドの左右)が高速に点滅して、ペアリングを待ち受ける状態になる。次に、スマホの設定画面から[Bluetooth]で機器を検索して選ぶだけだ。

 一度ペアリングした後に接続が切れた場合は、「PS」ボタンを押せばスマホとの接続が回復する。スマホとの接続を切ってコントローラーをPS5へ接続する場合には、USB Type-CケーブルでPS5とDualSenseワイヤレスコントローラーをつなげばいい。

 もし、うまくペアリングできなくなったときは、コントローラー背面にあるリセットボタンを爪楊枝などで押し込めば、強制的にリセットできる。

DualSenseワイヤレスコントローラーで、「PS」ボタンと左上のクリエイトボタンを長押し
iPhoneで[設定]の[Bluetooth]に表示されるのでタップ
「接続済み」と表示されたら接続完了。遊び終わったら「i」から接続を解除できる

PS Remote PlayアプリでPS5に接続する

 PS5のリモートプレイは、「PS Remote Play」アプリを使って接続する。以下からダウンロードしよう。

 アプリを起動し、PlayStation NetWorkのアカウントでサインインして利用する。

アプリをインストールしたら、[設定]から[PS Remote Play]を選び、[ローカルネットワーク]でのアクセスをオンに切り替えておく
アプリを起動すると、PSN(PlayStation NetWork)アカウントでのサインインを求められる
アカウントのIDを入力してサインインする。2段階認証にも対応する
PS5とPS4から接続先を選ぶ
リモートプレイでの注意が表示される。この設定は前回行っているので[OK]で確認
[OK]でLAN上での検索を許可しておく
接続先の検索が行われる。これは結構時間がかかる
自動で見つけられないケースで表示される画面。この場合、PS5の設定で[システム]の[リモートプレイ]にある[機器をリンク]で表示される数値を入力

 PS Remote Playで接続できると、PS5の画面が表示される。バーチャルなコントローラーも表示されるので、コントローラーがなくても操作はできる。

 サウンドは、コントローラーではなくスマホ側から出力される。iPhoneであればAirPodsなどからワイヤレスでの出力にも対応する。自宅LANで使っているなら、アクションゲームでも特に遅延は気にならずに遊べるはずだ。画面のサイズからすると、iPadなどのタブレットで楽しむのがちょうどいいかもしれない。

 リモートプレイを終えたいときは、PS5を終了したりレストモードに移行したりすれば、リモートプレイの接続が切れる。

接続できると、このようにPS5の画面がスマホに表示される。バーチャルなコントローラーでも操作可能。左下の設定をタップ
[画面の回転をロック]で、横画面へのロックか、スマホの向きに応じて回転のいずれかに設定すると、画面を大きく表示できる
横画面で[コントローラーを常に表示]をオンにした画面。コントローラーをつないでいるなら、オフにしておくといい
自宅Wi-Fi内ならどこでも、このような感じでゲームを楽しめるようになる
リモートプレイを終了したいときは、PS5をレストモードにするか電源をオフにすればいい
リモートプレイの接続が切れる

今回の教訓(ポイント)

スマホを使ったPS5のリモートプレイは自宅Wi-Fi内ならかなり快適
AndroidのアプリはDualSense非対応、現状はDUALSHOCK 4のみ対応

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村上 俊一

1965年生まれ。明治大学文学部卒。カメラマン、アメリカ放浪生活、コンピューター雑誌編集者を経て、1995年からIT系フリーライターとして活動。写真編集、音楽制作、DTP、インターネット&ネットワーク活用、無線LAN、スマホ、デジタルガジェット系など、デジタル関連の書籍や雑誌、ウェブ媒体などに多数執筆。楽曲制作、旅行、建築鑑賞、無線、バイク、オープンカー好き。